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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


過去の「消えない傷」と「消える傷あと」の謎


肉体的に負った「傷」には、やがて“消えてしまうもの”と、いつまでも“消えず残り続けるもの”とがある。消えない傷あとというのは、それだけ“大きな傷”だったり“深い傷”だったりした場合だ。それでも、何十年も経てば“その痛々しさ”は徐々に薄れていく。じつは、心の傷も、同じように出来ている。多くの人は、それに気付いていないだけなのだ。「心の傷」は「肉体の傷」と違って、眼に見えない。だから、見た眼的には隠されているのが普通だ。それでも、大きな傷はズキズキと痛む。それでも、人生は前へ前へと歩んでいかなければいけない。歩んでいく方が、痛みは少しずつ薄れるように出来ているからだ。ということで、ここに登場するのは女優の杏氏と、唐田えりか氏だ。ふたりとも俳優・東出昌大氏によって傷つき、一方は日本を離れ、一方は芸能界から一時的に弾き出された。それでも、女優魂を持っている二人は、それぞれの形で個性を輝かせつつある。特に唐田えりか氏の場合は、正統な活躍の場を奪われたが、それでも“新たなカタチ”で蘇えろうとしている。Netflixの「極悪女王」というドラマでかつての人気女子プロレスラー長与千種役を演じている。その配信が9月から始まるのだが、その直前にケチをつけるかのような「東出昌大が再婚‼」の発表が行われた。けれども、このニュースに踊らされることなく、杏氏も“ふつう”にSNSを更新し、唐田えりか氏も“ふつう”にSNSを更新した。もちろん、ふたりとも「再婚報道」には何の反応も示していない。それは、もうこの二人にとって東出氏が“過去の男”になったことを意味する。それで良いのだ。むしろ、世間の方が“勝手に気遣い反応”している。強い女性たちは、過去を振り向かない。そういえば「極悪女王」で共演している剛力彩芽氏も、同じころ富豪・前澤友作氏との“別れ”を経験している。辛い別れを経験した女優たちは、一回りも、二回りも大きな女優として再出発している。さらに、この「極悪女王」で主役を演じた芸人ゆりやんレトリィバァ氏は米国に拠点を移すと報道されている。こうして、生れ変っていった女優たちは、新たな世界の中で「運命の相手」をゆっくりと見つけ出そうとしているように見える。
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