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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


過去は幻…そう言えば東国原という知事が居た


人間はだれでも本能的に“生きていく途中”で自らの「運勢」というものを感じ取る。「運勢」とは文字通り「その時々の勢い」のことだ。「勢い」のあるとき、人は実力以上の力を発揮する。逆に「勢い」が失われてしまうと、本来持っていたはずの力を発揮できない。2007年、そういう意味で東国原英夫氏は「運勢」の勢いに乗っていた。「宮崎をどないかせんといかん‼」彼は久しぶりの地元で華やかな脚光を浴び、マスコミの後押しもあって宮城県知事となった。まったく政治経験を持たなかった彼が、いきなり県知事となったのだ。TVや新聞や雑誌が注目した。連日のように彼の一挙手一投足が報道された。彼は東京と宮崎とを行ったり来たりして“県産物”の宣伝に努めた。県知事というより、彼自身が「県の特産物」のようですらあった。彼はタレント時代よりも、県知事時代の方がはるかに有名であり、人気があった。ただ県知事の任期は4年間であり、その終わりころには“翳り”が視えて来ていた。ところが、彼は“最盛期の勢い”が自分に続いているものだと勘違いをした。都知事選に打って出たのだ。その後は「勢い」が消え、過去の有名人であるかのような“扱い”を受けるようになった。何とか昔の「勢い」と「輝き」を取り戻したい。2022年、比較的早くから今回の「宮崎県知事選出馬」を公言した。そして自民党からの“推薦”を取り付けようとしたが、なぜか県連は応援しなかった。こうしてキビシイ戦いが始まった。今回の知事選には現職で4選を目指す河野俊嗣氏も出馬している。そしてもうひとり「スーパークレイジー君」という“謎の人物”も出馬している。このスーパークレイジー君は異色の経歴の持ち主で、或る意味では“タレント候補”と言って良い。そういう意味では奇妙な形でのライバルが出現したのだ。現段階での調査では、現職が東国原氏をリードしている構図で、クレイジー君は苦しい選挙戦らしい。現職にとっても、必ずしも“良い運勢の時”ではないのだが、東国原氏にとっては占い上「傷官運」の運勢なのだ。こういう時には“地位・名誉・履歴”に傷がつきやすい。つまり当選できない。今年の運も「傷官」で今月の運も「傷官」で、ダブルで重なるのだから“二重に傷つく”のだ。そうして宮崎県の人々は「そう言えば大昔……東国原という知事がいたねえ」と、幼い日を想い出すかのような口調で語り合うのだ。
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