日本が「1位」となることが“喜べない出来事”もある。若者の“死因1位”が「自殺」という不名誉な一番なのだ。一時期は中年男性の自殺が多かったのだが、近年は15~34歳の若者たちの自殺が多くなっている。次が「事故死」だが、その比率はアメリカなどとは真逆で、アメリカは事故死が自殺の二倍以上であり、日本は自殺が事故死の二倍以上なのだ。どうしてこういうことになっているのか、一番の理由は日本人は“悩み”や“辛さ”を人に話したがらないからだ。自分の中だけで解決しようとする。親にも話さない。兄弟にも話さない。友達にも話さない。SNSだけには“告白”しているケースが多い。そこには同じように“悩み”を抱えている共感者たちがいる。けれども共感者たちは、傍に居るわけではない。遠くで“頷いてくれる”だけである。けっして“抱きしめて”はくれないのだ。だから、だんだん遠くなる。共感者たちも“遠い存在”だったように思えて来るのだ。結局、誰ひとり本当には解かってくれない。仮に解かってくれたところで、自分をここから“救い出し”てはくれない。そして、この先にあるものなど“目に見えている”。我慢も努力も、もう疲れ果ててしまった。「神様」なんて嘘だ。いつかは“傍に来て”くれるかと思っていたけど、幻想だった。もしかしたら…と、SNSの向こうの人達にも訊いてみたけど、結局、誰も本当のことを知らなかったし、教えてはくれなかった。慰めを言う人はいるけど、結局、慰めにしか過ぎない。…こうして、多くの若者が自ら去っていく。彼らは知らない。自分の計算する“未来”が全てではないということを…。人の「運命」というのは、実はそれほど“単純な構造”ではなく、彼らが何となく“覗いた”ように錯覚している未来は、それこそ“幻想”でしかない。“未来”はいくらでも“書き換えられる”し、修正できる。それに気付いていないからだ。何度でもいう。人間の運命というのは、それほど単純なものではない。「神様」がいるかどうかは知らない。けれども、これだけは自信を持って言える。人は、死ななくても“生まれ変われる”し、未来は或る程度までなら“書き換えられる”。それに、人生に「もう遅い」という時期はない。
韓国で2000年代に活躍していた歌手のイ・ミン氏(46歳)が自宅で死亡しているのを、帰宅した夫が発見した。現在、警察が死亡のいきさつを調べているようだが、自殺であると思われる。つい 続きを読む
昨年一年間で日本在住の外国人のうち8863人が「日本国籍」を取得した。そして、その中では中国人の日本国籍取得がもっとも多く、3122人に達したという。それまで首位だった韓国人を90 続きを読む
この人の名前を久しぶりに女性週刊誌記事の中で視た。歌手で女優の五月みどり氏だ。現在85歳だが、昨年から認知症となって要介護施設の中で暮らしている。実質的には実の娘さんが訪ねて世話を 続きを読む
或るインタビュー記事を読んだ。精子提供を受けて生まれ、それを知らずに29歳まで過ごし、偶然知ることになって、その後は「なぜ知らせてくれなかったか」「提供者を捜し出したい」という気持 続きを読む
ホテル事業で赤字を膨らませていた企業が、いつの間にか“大きく変身”して、いまや「日本のストラテジー社」と呼ばれている企業がある。東証スタンダードに上場している「メタプラネット」とい 続きを読む
学歴詐称問題で“すったもんだ”したあげく、伊東市の田久保真紀市長は「続投」することを表明した。今年はどうも“そういう年”らしく、兵庫県の斎藤知事も最終的に「続投」となった。マスコミ 続きを読む
架空取引による「裏金捻出事件」で川崎重工は神戸造船工場の幹部ら関係者51人を懲戒処分にした。その“裏金”を飲食費やゲーム機提供に宛てていた海上自衛隊のトップを含む関係者93人に対し 続きを読む
TV画面に「逃げて‼」という文字が大きく出ている。いつまでも出ている。だが、実際には“3m”と予測されていた地域でさえ“1m”にも達していない。だが画面には、いつまでも「逃げて‼」 続きを読む
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっ 続きを読む
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそ 続きを読む