久しぶりに朝から外が寒かった。そう思っていたら、雪が降りだした。えー4月半ばなのに…と思っていたら、出掛けるときには横殴りになっていた。真冬用のコートで歩いたが暑くはなかった。少しだけ、暖かい地域がうらやましかった。レストランの窓から雪が降り積もっていくのが見えた。雪というのは、それまで春の街並みだった景色を“白く染めていく”絵模様としてはとても美しい。けれども、いざ外へ出ると、寒いし、濡れるし、周りが見えないし、ろくなことがない。そういえば先日、故郷「室蘭」の写真をアップしている画面を見た。ぎょっとするくらい美しかった。こんなに美しい街だったろうか。街が変貌して美しくなったのではない。確かに昔、見ていた風景なのだ。なのに、写真で見直すと、とても美しい。ところが私はどうも好きになれなかった。風が強すぎるのだ。特に真冬の風は雪を蹴散らして舞い上がり、異様なほどに渦を巻いて身体の芯まで凍えさせていく。あの風は写真には現れない。いや、現れるかもしれないが、それはそれで、絵模様としては妙に美しいのだ。室蘭に雪は積もらず、路面はいつもてかてかだった。思い出に残っているのは、粉雪舞う中で、必死に前に進もうとしている氷像のような私の姿だった。室蘭は“焼き鳥”が名物だが、それは寒さの中で赤ちょうちんが唯一ぬくもりを感じさせ、熱く身体を温め、美味しく感じられるからだ。私はイタンキ浜の近くで育ったが、その夕映えは確かに美しい。けれども同時に、水平線の向こうに消えていく姿はもの悲しい。海の音までもの悲しくなる。たった独りで、私はいつまでも水平線を見ていた。だから室蘭は、私にとって“寒い記憶”だけがヒューヒューと渦巻く。写真の景色が美しいからと言って、実際に暮らすのに適しているとは限らない。
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