「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


1か月前とは一転、レバレッチは「追証」を招く


元卓球選手“東京五輪の金メダリスト”で現在タレントの水谷隼氏が、自らのFX取引における“成功”と“失敗”をSNSに投稿している。それによれば、5月6日のゴールデンウイーク時には「1000万円以上の含み益」が出たことを画面で証明している。そして「最高のゴールデンウイークだった」と悦びのコメントで表した。ところが、それからほぼ一ケ月が経過した6月2日には「追証が発生している」画面を投稿。窮地に陥っていることを嘆いている。「追証」というのは“追加金”のことで、口座残高が不足した場合に“振り込まなければならないお金”のことで、FXや株の取引で、しばしば発生する“借金”なのだ。どうして“こういう借金”が発生するのかというと、本来、自分の口座に存在している金額以上の“掛け金”を投じるからで、それが失敗した場合、穴埋めしなければならないのは当然の結果と言える。通常「追証」が発生するのは「レバレッチ」という“掛け方”をするからで、この掛け方は成功すれば何倍にもなって利益を出せるが、失敗すれば“借金が膨らむ”ように出来ている。したがって、通常、よほど“腕に自信がある人物”以外は行わない取引方法なのだ。もっとも“FX取引”では多少のレバレッチは掛けないと“面白みがない”のも事実で、だから、多くの人は“少しだけ”レバレッジを掛けるケースが多い。彼の場合は「25倍のレバレッジを掛けた」と記しているので、負けたら“巨大な借金”となるのは目に見えていたはずなのだ。だいたい短期間に“大勝ち”をしたり“大負け”をしたりするのは、このレバレッチで行うからで、この掛け方は“投資”というよりも“投機(ギャンブル)”といった方が良い。そして、この方法は8割方の人が“負け組”になっていく。元々“堅実な投資”は年月さえかければ、6割方の人は儲けられるようになっているのだが、レバレッジを掛けて行う場合は“8割方は負け組になる”と知っておいた方が良い。これはFXだけでなく、株でもそうである。もちろん調子の良い時に短期間だけレバレッジを掛け“大勝ち”して、その後はまた“堅実な投資”に戻せば、勝ち続けることが出来、それなりの財産を築くことが出来るが、そういうふうに“切り替えられる人”は稀にしかいない。ほとんどの人は“大勝の悪夢”が忘れられず、何度も“レバレッジで失敗”をして、失意の中で投資の世界から去って行く。実は“堅実な投資”というのは、なかなかに難しいのだ。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言