上記の数字が何だかお分かりだろうか? 日本を代表する数値の“今年一年”である。正確に言えば“一年間における変化の数値”なのである。前の方が“ドル円相場の変化”であり、後ろの方が“日経平均の変化”数値である。ところが、このように明かされたとしても、多くの人達には何だか解からないことだろう。実は「1円=40円」とは、年初の時のドル円と現在のドル円とでは“約1円の違い”であること、けれども年間に動いたドル円の“変動数値は40円”であることを表している。どういうことかというと、年初の時には「1ドル=120円」だったものが、途中では「1ドル=100円」まで高騰し、現在はまた一時「1ドル=119円」まで下落し、結局、年初から見れば“1円”しか違っていないのだが、年間で見ると上下に“約40円も動いた”年だったということを表している。同じように「1000円=4600円」というのは、年初の時と現在の“日経平均”では“約1000円の違い”なのだが、年間に動いた日経平均の“変動幅は葯4600円”であることを表している。つまり年初の時には「日経平均18450円」だったものが、途中では「14864円」まで下落し、現在は年初来高値の「一時19439円」まで上昇して、年初から見れば約1000円、年間で見ると上下に“約4600円も動いた”年だったことを表している。ということで、年初と年末に近い今とを数値だけで比較すると“あまり動いていない”のだが、その中身は“ドル円で40円”、“日経平均で4600円”も上下に動いた“経済変動の激しい一年”だったということになる。ところが“実体経済”においては、年初と年末で“ほとんど何も変わっていない”というのが大方の人達の実感ではないだろうか。奇妙なことに、世界の経済は「目まぐるしく動いている」のだが、われわれには哀しいかな何一つそれが反映されていない、と多くの人は思うことだろう。けれども、これだけ大きく“相場が動いた”ということいは、それによって八割方の人達は“相場に泣かされた”ということで、激しく泣いている人たちを見たなら「君だけじゃないんだよ」と慰めてあげよう。
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