どうも日本人の感覚からは“信じられない”ことを平気で行うのが“中国人気質”らしい。汚職撲滅キャンペーンで、処罰された共産党員の数が一年で120万人もいるというのだ。これが仮に120人だったとしても、日本でなら“大ニュース”となる。つまり、日本人は仕事上で禁じられているようなことは、通常しないし、出来ないものだ。ましてや金銭がらみのことは、よほどのことがない限り実行など出来ない。“良心”がそれを許さないし、管理体制としても、それを周りが許すような“雰囲気”を持っていない。万が一、それを実行したとしても、良心の呵責に日々襲われることだろう。こういう風に書いてくると、なんてわれわれ日本人というのは“善い人たちなんだろう”と思えてくる。それに比べて中国の120万人という数字は、そもそも“汚職”が日常化していて、何ら“罪の意識”なく行われていることを露呈している。大体、本来はそれを取り締まる7900人の“汚職捜査官”が不正行為をしていたというのだから終わっている。これだけの数になると、個人の資質というよりも、国自体の問題ということになる。もう少し“モラル”とか“マナー”とかを幼少時から、国としてきちんと“教え”なければならない時期に来ている。もう、中国は“犯罪がなければ生きていけない”後進国ではないのだ。国内の“汚職撲滅”キャンペーンも良いが、国際的な“ルール順守”もきちんと行ってくれないと困る。特にアメリカが“世界の警察官”ではなくなった今、ここぞとばかりに“世界を荒らされては困る”のだ。古代中国では、尊敬すべき“教え”や“人物”が綺羅星のごとく出現した中国、3000年の歴史の中で“なにをどこに”忘れて来たのだろうか。
ときどき作家やタレントなどが新聞や雑誌やラジオ・TVなどで「人生相談」のコーナーを持つ。その中には占い師として大変に参考になる考えや観方を述べる人もいれば、首をかしげるような回答を 続きを読む
「モンブラン」と言っても洋菓子のモンブランではない。西欧最高峰として標高4800メートルの高さを誇るモンブランの方だ。そのモンブランに関わる人たちの顔色が、いま一つパッとしない。ど 続きを読む
エジプトのギザにあるコプト教会で、ミサに出席した人たちが火災に遭い40人以上が亡くなった。エジプトと言えば現在は“イスラムの国”で、国民の9割がイスラム教徒である。いまから15年ほ 続きを読む
かつては日本の社会をリードしていた企業のいくつかが、ここに来て窮地に陥っている。その一つが「楽天」という企業グループだ。モバイル契約者の大量流出が止まらないのだ。本来なら、もっと歓 続きを読む
今月9日、アメリカのバイデン大統領は地方のイベントに出席していた。そこにはシューマー上院総務も出席していて、彼が他の出席者と次々握手を交わした。もちろん、最初に大統領と握手し、それ 続きを読む
いつも思うのだが、ものの言い方に“配慮”を欠く人は「敵」を作りやすい。その典型ともいえるのが「ホリエモン」こと堀江貴文氏と「ひろゆき」こと西村博之氏だ。この二人は途中まで“意気投合 続きを読む
私が最初に中国本土を訪れたのは20年以上前だが、その頃の中国はまだまだ“発展途上国”の印象が強かった。地方都市では、まだ“人民服”を着て歩いている人物をときどき見かけた。正直、今日 続きを読む
世の中の“自然現象”には、それなりの理由がある。例えば一週間ほど前から、南米のチリ北部コピアポには突如、地上に“丸い穴”が出現した。そして、この丸い穴は見る見るうちに大きくなり、現 続きを読む
最近、この種の“報道”が多くなった。元夫婦が“我が児”を奪い合うような感じのニュース記事のことだ。格闘家の才賀紀左衛門氏とタレントのあびる優氏が、一方は週刊文春誌上で「娘の親権は自 続きを読む
最近の日本は映画制作に巨費を投じれない。だから、もちろんバブル期のように「何十億円をかけて制作した映画」などと言うのは存在しなくなった。いま、これを行えるのはアメリカと中国以外には 続きを読む