入学したばかりの小学一年生に「将来何になりたいか」を調査した結果、男子は「スポーツ選手」、女子は「ケーキ屋さん」で、これらは15年前の調査と変わらない。男子は、スポーツ選手以下、警察官、レスキュー隊、運転士、アニメのキャラクター、研究者、医師…と続く。女子の方は、ケーキ屋さん以下、芸能人、看護師、花屋さん、医師、保育士、教員…と続く。それでは、そういう子供たちを持つ「親」の方は何に就くことを希望しているのかというと、男子は、公務員、医師、スポーツ選手、会社員…と現実的だ。女子の方は、看護師、公務員、薬剤師、医師、医療関係、教員…と望んでいる。それにしても、女児たちの親が“医療関係”を望むケースが多いのに驚く。私には、どういうわけか昔から“医療関係の相談者”が多い。一応、医学も“科学の一分科”なのだが、その医療業務に就いている女性達の多くに「占い」を信じる方が多い。たまたま私のお客さんがそうなだけなのかもしれないが…。その一つの理由として、科学や医学では割り切れない“現象”を実際の医療の現場でたくさん見て来ているからに違いない。もう一つの理由は、どういうものか医療関係の女性は“恋愛”や“結婚”で不幸な“男択び”をしているケースが多い。一言で言うと“男性を見る眼”に欠けている女性達が多い。医療の現場なので、当然、たくさんの男性達にも関わっているはずなのだが、それでいて“男択び”の下手な人が多い。むしろ、一般の会社員などの方がそういう点は優れている。一つには学生時代、つまり十代半ばから二十代初めの女性として一番“男性に興味を持つ時代”を、勉学だけに振り向けているせいかもしれない。したがって、優秀な能力を持っているのに、通常の女性ほど男性を見る眼が養われてこなかったのだ。特に“奨学金”を得て看護学校や医学部を出ている方は、仕事に就いて気が抜けるのか、途端に“良くない男”と恋愛して堕ちていく女性が多い。20年後、巷に美しい女医さんが沢山表れるのは良いことだが、くれぐれも恋愛で崩れ落ちていかないよう祈るばかりである。
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