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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


20年後には「優秀な帰化人」であふれる「日本」


昨年一年間で日本在住の外国人のうち8863人が「日本国籍」を取得した。そして、その中では中国人の日本国籍取得がもっとも多く、3122人に達したという。それまで首位だった韓国人を900人近くも上回ったのだ。この“大いなる変化”が中国本土の人々に衝撃を与えている。トランプ大統領ではないが「中国に来て帰化する日本人は極端に少ないのに、日本に行って帰化する中国人はどうしてどんどん増えていくのか、不公平ではないか」という論法だ。近年はネパールとか、スリランカとか、ミャンマーとか、そういった地域からの日本国籍取得も急速に増えている。ただ中国のSNSでも触れられているように、日本国籍を取得しても、ふつうに「日本人」とは呼ばれず「日本国籍取得の日本人」という表現をずっと使われる……という指摘があることは注意しなければならない。もう帰化しているなら「日本人」とみなすべきなのだ。国籍取得の人々に多いのは、日本の大学や大学院に留学して、卒業し、そのまま日本企業に就職し、その間に“日本国籍”を取得してしまうケースだ。現在、東京大学大学院留学生の数は約5200人だが、そのうち中国からの留学生が3500人とトップを占める。そういう人たちの何割かは、そのまま「日本人」になる。元々東京大学に留学するくらいだから頭脳は優秀だ。しかも、両親から十分な経済的支援を受けての留学が多い。つまり、帰化人には“頭脳優秀な富裕層の子女たち”が多いということだ。これは中国だけでなく、どの国の留学生でもその種の傾向がある。昔は「日本」という国は独特の言語と生活習慣があり、なかなか諸外国人にはなじめなかった。ところが、いつの間にか「日本」には“欧米化”された部分も多く、その一方で“永久不変な部分”も残っている。言語の問題は“スマホの時代”に入って急速に解決されつつある。日本のアニメや漫画の普及が、世界の人々に幼い頃から“日本の暮らし”というものを何となく理解させていった。だから日本にやって来ても、若い人達にはそれほどの“違和感”を感じず暮らしていけるのだ。むしろ日本の文化や暮らしに憧れて“やってくる人々”も多くなりつつある。われわれは「中国」にしろ「韓国」にしろ「アメリカ」にしろ、なかなか馴染むのに時間が掛ると思うが、彼らは幼い頃から親しんだアニメや漫画によってスムーズに“日本人化”していける。日本のアニメや漫画の果たした功績は想像以上に大きいのだ。
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