「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


20歳で結婚、21歳で離婚、56歳で24歳下と再婚‼


中国では昔から「子平」という考え方がある。これは「子平推命」とごっちゃにされがちだが、こちらの方は“思想”の方で「波起たず人生を歩む生き方」を表現する時の「子平」だ。波乱万丈の生き方……というのを好まなかったのだ。好まなかったというより、それは“幸福な人生”とは言えず、波乱のない、穏やかな人生こそが“幸福・幸運な人生”という捉え方だ。したがって、占いの方の「子平推命」でも、根本的に“それ”を目指しているので、波乱万丈な人生は、彼らにとっては「凶運な人生」という捉え方になる。わたしなどは逆に“波風の起たない人生”など、つまらないではないか、と思うので「子平推命」の“教え”に反するような“生れ(命式)”の方を高く評価するのだが……。「藤あや子」という演歌歌手がいる。この人の人生をTVが「激レア型人生」として取り上げている。確かに、20歳にして既に結婚と妊娠を同時に体験し、翌年には離婚してシングルマザーとなり、その後は歌謡学院の事務員として働き、たまたま歌謡コンテストの時に「サクラ」として歌ったら、それが作曲家・猪俣公章氏の目に留まって、歌手への道が開けたという。その後はシングルマザーとして秘かに歌手活動を始めたのだが、なかなかすぐには売れなかった。恋愛面でも離婚から35年後の再婚までの間にも、いろいろとあったようだが、それらの経験が演歌の歌唱に艶っぽさを添えたようで、徐々に人気を出すようになっていった。だが実際の再婚相手は真面目な24歳年下の一般男性となった。ところが最近は“子宮体がん”を患っているということでも注目を浴びた。演歌歌手は、私生活でも種々な経験や体験をしている方が、声に艶が出る。今でこそ言わなくなったが、昔は「怨歌」とか「艶歌」とか「縁歌」とか「援歌」とか……いろいろな言い方をした。或る意味では、何かしらの問題を抱えている方が、聴く者に訴える力を持っているとも言われる。最近の演歌歌手は、上手ではあるが、心に響かない。それは、どこか“凡庸な過去”や“恵まれた生活”がかえって演歌としての彩を失わせているような印象も受ける。別に、好んで波乱の人生を歩む必要もないが、若い頃の藤圭子氏や森進一氏や矢吹健氏のような“人生を凝縮したような声”をフッと聴きたくなる時があったりする。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言