1月, 2004年

日ハム全選手を占いアドバイス

2004-01-18

2004年の今年から、プロ野球の日本ハムファイターズが「札幌ドーム」にフランチャイズを移すことになったことは、ご存知の通りです。

その日ハム全選手68名を、それぞれの誕生日ごとに「スポーツ・ニッポン」紙上で、昨年の成績との比較を中心に、波木星龍が簡単に占いアドバイスを与えることとなりました。

その第1回目の掲載日は今日12日で、1976年1月12日生れの古城茂幸選手です。正直なところ、あまりスポーツに詳しくない私自身は名前もよく知らなかった選手です。

日ハムでもっとも有名な選手といえば、昨年、電撃的な入団で話題をさらった「世界のSHINJO」こと新庄剛志選手です。その新庄選手の誕生日は1月28日で、当然今月28日には彼に対するアドバイスも掲載されることになっています。興味のある方は28日のスポ・ニチを、ご覧下さい。

はっきり云って、スポーツ関連の占い予想は難しいものです。良い運勢であれば、良い成績になるかといえば、必ずしもそうとはいえないときがあるからです。

私は、昨年、同じ紙上の中で、プロ野球各チームの成績を占っています。セ・リーグの優勝チームをドラゴンズとし、パ・リーグの優勝チームをダイエーと予想していました。また、日ハムに関しては3位か4位になるだろう、と加えておきました。ご存知のように、セ・リーグはタイガーズが独走し、ドラゴンズは2位に終わりました。ダイエーと日ハムは予想通りの結果でした。スポーツ関連の成績予想の中で、これまで完璧に的中したのは、ワールドカップ・サッカーの日本チームの成績のみです。

「甲申(きのえさる)」という年の真実

2004-01-12

西暦2004年は、干支暦によると「甲申(きのえさる)」という干支の年に当たっています。よく、今年の十二支(えと)は…などと言いますが、本当は「甲・乙・丙…」等と続く十干の方が「きのえ・きのと・ひのえ…」と、最後は必ず「え・と」と読み、十二支の方は「えと」とは読みません。

元々、十干十二支は、中国では「十幹十二枝」と記されることが多く、植物との関連が指摘されることが多かった符号です。けれども、よくよく歴史をたどってみると、十幹十二枝の前は「十母十二子」と記し、十母十二子の前は「十日十二辰」と記していて、それが原初の名称です。つまり「十の太陽と十二の月」というのが原初の意味なのです。けれども、象形文字として示されているのは、人体の一部分を表す各10文字と、当時の十二ヶ月の代表的な季節現象としての12文字なのですから複雑です。

すなわち「甲」は「頭骸骨を真上から見たところ」の象形であり、「申」は「稲光」の象形です。

そういう文字の組み合わせである甲申とは、どういう年なのでしょうか? 世の中が大きく変革し始める地響きや胎動のようなものが聴こえ始める、歴史的にも重要な年になっていくに違いありません。今から60年前の甲申年も、そうだったからです。

1944年(甲申年)、日本軍は3月インパール攻撃を開始。アメリカ軍により日本のサイパン島守備隊全滅。同じくテニアン守備隊全滅。アメリカ機動部隊、沖縄を空爆。神風特攻隊、レイテ沖に出撃。B29爆撃隊、東京を空襲。

この翌年に、来るべきものとして終戦を迎えているのです。今年は「頭骸骨の頭上に稲光の光らない甲申」であって欲しいと願っています。

明るい予言もしておきましょう。

西洋占星学的に見ると、今年は天空上で木星がおとめ座を進行しながら、土星に60度、天王星に180度、海王星に150度、冥王星に90度とさまざまなアスペクトを形成していく年です。これは、雇用情勢の改善と、経済の活性化とを意味すると思われます。それらに関して、久しぶりに良い数字が沢山出てくるものと思われます。期待しましょう。

正月用の紫微斗数と測字占法

2004-01-01

近日中に私が関わった二つの雑誌が発売されます。その一つは「北海道ウォーカー」であり、もう一つは「占い堂」です。

まず「北海道ウォーカー」ですが、新年号用の占い特集で「紫微斗数が導く2004年あなたのお金と恋」というタイトルで、紫微斗数という占いを使った運勢判断を22ページにわたって掲載しています。紫微斗数という占いは、かなり複雑な手続きを要する占いで、実際には、こういう雑誌で扱うのは無理があります。そこで、今回は、実際には、紫微斗数的な判断方法を取り入れたオリジナルな占法となっていることは否めません。雑誌社側によると、読者からの要望として、お金に関して知りたい、という読者が最も多いらしく、その要望を取り入れて書かれてあります。

一般には知られていないことですが、紫微斗数は西洋占星学を中国的に創作し直した占いで、北斗七星の動きを重視しているのが特徴です。この紫微斗数と同系列にある占いとして、七政四余、星平会海、十二歳建神殺法などがあります。そのうち、このホームページの中で、私の研究の一端を発表するかもしれません。

一方「占い堂」の方は「災害特集号」として、不慮の災難や天災などの予知法を取り上げています。今回は、手相・人相による予知法だけでなく、「測字占法」という占い方によって、誰でもが04年の災害予知が出来るようにしてあります。この測字占法も、あまり一般には知られていない占法ですが、本来は占う事柄に対して、何か1文字書いてもらって、その文字(漢字)を元に、さまざまな角度から分析して占うものです。ただ、そういう方法では一般読者を対象に出来ないので、こちらから文字を多数提出して、その中から1文字だけ択んで貰う方法を採用しています。元々、漢字というのは象形文字から出発しているので、こういう占いが可能となるのです。この占法についても、やがて研究の一端を発表する機会があるかもしれません。