5月, 2018年

「肋骨20本」は“人間との胎児”だったのか

2018-05-07

一時期「宇宙人のミイラ」として注目を集めたのが、2003年にチリで発見されたミイラ化された15㎝ほどの小さな遺体だった。その外観は頭部だけが異様に大きく、しかもやや尖っていて、肋骨が20本しかなく、手足が長く、明らかに全身のバランスを欠いていた。2013年に科学者たちが調査したが、判明したのは「数十年前の遺体であること」「人類の女性と思われること」くらいで、その詳細は不明のままだった。今回調査に乗り出したのは、スタンフォード大学の微生物&免疫学部のギャリー・ノーラン教授らのグループである。そして慎重な調査報告が発表された。それによると、ミイラは50年ほど前のもので、身長は15.5㎝、肋骨は20本、骨の状態からは4~6歳の女児なのだが、それは遺伝的に稀な“突然変異が重なった結果”で、実際には流産したか、産れて間もなく死亡した女児であると推測される、というのが彼らの調査報告であった。う~ん、今一つ歯切れが悪い。特に、稀な突然変異が重なるって、どういうことなのか。おそらく、過去の症例が見当たらない、ということだろう。そうでなければ、必ず、過去の症例を出して説明するはずだからだ。つまり、可能静的には、完全に宇宙人説が否定されたわけではなく、ひょっとしたら、人間の女性胎内から産まれていることは間違いないが、人類とは異なる“遺伝子”が組み合わされた結果としての胎児だった可能性を残すのではないだろうか。以前、宇宙人の児を妊娠したというイタリア女性がテレビで語っていた興味深い話がある。その児は、体内で成長するにつれ、激しく動き出し、結果的に予定日などより早く、異様な容姿で勝手に産まれ出てきたが悶絶しながら亡くなった…と震えながら話していた。

「依存症」を誘発するのは“スマホ”?“カジノ”?

2018-05-06

世の中にはさまざまな“中毒症”&“依存症”がある。何か一つのことだけに夢中になると“中毒症”となり、それがなければ生きていけないようになると“依存症”となる。現代は子供時代から「スマホ」や「タブレット端末」に触れる機会が多く、日常的に“ネットゲーム”や“交流サイト”がお出迎えしてくれる。わざわざ出向かなくても、中毒症や依存症を誘発する機器が手元に置かれているのだ。アメリカでは「電子機器依存症」は子供の精神や発育にとって悪影響が強く、うつや自殺の呼び水ともなりやすいという報告が出ている。若年層を“ゲーム中毒”から守ろうという取り組みを積極的に進めている団体ヒューメイン・テクノロジーのストッセル氏によれば、スマホなどの電子機器は、長時間接していればいるほど趣味的なものに課金されていくような仕組みに設計されている。したがってIT企業は企業としての社会的責任において、これらの対策を講じなければいけない時代に入っているというのだ。ようするに子供が長時間スマホとかタブレットに向かっているのは「依存症」予備軍との警告を発している。日本では「カジノ」を含む“統合型リゾート”に対しての拒絶感が未だに強い。“ギャンブル依存症”を誘発するという主張だ。ところが、統合型リゾートにおける「カジノ」の床面積は5%以下となる予定だ。つまり、よほど探し回らないと、カジノの場所自体を見つけられない。そして、それ以外は簡単に言えば遊園地やショッピングモールなどだ。家族みんなで“お出かけする場所”だ。ギャンブル場なんかではない。一日中、スマホとかタブレットとかで“ゲーム”や“交流サイト”に夢中になっているのと、家族みんなで郊外で楽しんでいるのと、どっちが健康的だろう。しかも、そうすることで経済効果もはるかに大きくなる。マカオなど、それによって国民全員にボーナスが支給されているのだ。日本は天然資源が乏しい。今のままだと確実に東南アジア諸国よりも貧しくなっていく。まあ、私など、もうこの世に居なくなるから良いのだが、今の子供たちが残念な思いをすることだろう。

お祖母ちゃんが「エコー写真」に出現!

2018-05-05

時々思うのだ。「祈り」というのは本当に通じているのだろうかと…。いやいや疑ってはいけない。それを証明するような写真が出現したのだ。写真と言っても、妊婦の胎内を写した「エコー写真」だ。イギリスのステファニー・ジャクソンさんは32歳。現在妊娠18週目で7月に出産予定である。4月26日、いつものように病院で超短波検査を受けた時に「エコー写真」を貰った。そして、それを持ち帰り母親に見せた。ごくありふれた情景である。ところが、その写真を見た瞬間、彼女の母親は素っ頓狂な声を上げたのだ。「お母さんが写っている」「どういうこと?」母親が指さした部分には確かに“笑顔のお祖母ちゃん”がいる。生まれて来る児にへばりつくような感じで、お祖母ちゃんの笑顔が見えるのだ。実は、この児の父親となるマイケル・デイビス氏は前の女性との間に“二人の子”を持っていた。そこで、もう子供はいらないとパイプカットの手術を受けていたのだ。ところが、その後トラブルが起きて二人は離別。新たに巡り合ったのがステファニーさんだった。彼女は亡くなったお祖母ちゃん、メアリー・ジャクソンさんからことのほか愛されて育った。信仰深かったメアリーの血を引いているステファニーさんは、神様というよりも“亡くなったお祖母ちゃん”に向けて、赤ちゃんを授けてくれるよう祈った。その願いにこたえるべく、デイビス氏も精管の修復手術を受けていた。けれども妊娠できるか自信が持てなかったので、彼女と共に、いつも二人で、お祖母ちゃんに祈ったのだ。そういう事情を抱えての“妊娠”だった。まさに、お祖母ちゃんは“笑顔”でそれに応えてくれた。お祈りをバカにしちゃいけない。よく「先祖には願い事などしてはいけない」という人がいるが、そういう人たちに「霊界に行っても孫は可愛いのさ」と教えてくれるような写真なのだ。

「仮想通貨」並みに増えていく「世界遺産」

2018-05-04

現在「世界遺産」と呼ばれるものがいくつあるか知っているだろうか。何んと1000件を超えているのだ。したがって、どんなに“遺産巡り”が好きな人であっても全部はまわれない。しかも、その数は「仮想通貨」並みに増えていく。ちなみに「仮想通貨」と呼ばれるものも現在は1000種類を超えている。そのどちらもが、徐々に増えていく。増えていくとどうなるのかというと、その価値が薄れる。例えば「世界遺産」の本を出そうとする。そうすると1冊で全てを紹介するのは難しい。「仮想通貨」も同様で、全てを紹介したような本は発売されていない。この、どちらもが半ば強引に“増やしている感”が否めない。昨日、世界遺産センターは日本から登録要請されていた「潜伏キリシタン関連遺産」を登録する予定であると日本政府に報告した。これで新たな“観光スポット”が、また一つ誕生したことになる。ただ、それによってやってくる観光客たちを「潜伏キリシタン」の地であった長崎、島原、天草の“眠れる墓標の人々”は歓迎するのだろうか。日本の“カクレキリシタン”の信仰は一種独特である。決して、一般のキリスト教徒ではない。その証拠に黒崎には「枯松神社」と呼ぶ“聖ヨハネ”を祀った奇妙な神社まである。長崎には聖母マリアの姿をした墓標も多く残されている。“カクレキリシタン”は、現在でも細々と継承されているが、未だに“表立っての活動”はしないし、キリスト教徒と同一視されることを嫌う。あくまでも「隠れ」キリシタンなのだ。しかも、彼らは「キリスト」を信じたのではない。ここは多くの人が誤解しているが、彼らは「マリア観音」信仰なのである。常に“虐げられ”続けてきた彼らは、どんな“罪”でも許してくれる“母なるマリア”を信じたのだ。厳密に言えば、宣教師によって教えられた信仰形態ではない。見つからないように仏教の「慈母観音像」を“マリア像”に見立てた。中には石仏の背面に“十字形”を刻んだ「背面十字地蔵」と呼ぶものまである。まあ、私もロザリオを身に付けたり、仏壇に向かって読経したり、神棚に祝詞を報じたりするので、ちょっと似ているかも…。

「ピカソの絵」を“共同購入”した2万5000人

2018-05-03

世の中には“よく解からないニュース”というものがある。2億2000万円で売りに出された「ピカソの絵」を、ネットユーザーたちが1口5500円の“出資金”によって2万5000人が集まって共同購入したというニュースも、私には“よく解からないニュース”だった。もちろん“共同購入”という方法は知っている。高額な買い物などをシェアする方法だ。以前から知られているのは「競走馬」である。一人で買おうとしても何千万もするからとても手が出ない。けれども、共同購入なら「一口馬主」という名目で購入することが出来る。競走馬の場合には、その馬がレースに出て賞金を獲得すると、当然のことながら「配当金」というものが馬主にも振り込まれることになる。したがって、共同で購入しているので、完全に“自分だけのモノ”というわけにはゆかないが、自分の馬がレースに出る喜び、自分の馬が勝利する喜び、勝利の配当金を得られる喜びを味わうことが出来る。まあ「個別企業の株」に投資しているのと似たような部分もある。ところが、絵画の場合には、おそらくだがオークションに出して値上がりするのを愉しむための出資ではない。純粋に、その絵画を気に入って、或いは画家が気に入って、所有したいから購入するのだろう。けれども、2万5000人の“共同購入”である。今回、購入されたのは「マスケット銃士の上半身」と題された作品で、パブロ・ピカソの作品に詳しくない私には“どこが良いのかわからない作品”である。個人的な意見を言えば、ピカソの作品は、あまり個人の家に飾って見栄えの良いものではないような気がする。高級なティールームとか、レストランとか、ホテルとか、図書館とか、そういうところなら見栄えがするかもしれないが…。もっとも、私の心配は杞憂で、どうやら個人の家には飾れないらしい。今回の作品はスイスのジュネーブにある近現代美術館に4月27日から展示されたらしい。つまり、共同購入者たちは“自分所有の絵”であるのに、わざわざスイスの美術館まで出向かないと見ることさえもできないのだ。きっと、彼らは「実はね、ピカソの絵を買ったんだよ」と周りに自慢したいのだ。「えー、すごい、一度見せてよ!」「良いけど、一緒にスイスまで行く?」「ウソつき!」。

実録「屋根裏の散歩者」の対人運

2018-05-02

ミステリー作家の草分けとして有名な江戸川乱歩の著作に『屋根裏の散歩者』という中編がある。作中の主人公は毎日、アパートの屋根裏板に空いた穴から覗き見をして、他人の私生活を知り、やがて“完全犯罪”となる殺人方法を思いつくといった内容だった。「屋根裏部屋」というのが存在すること自体を、私はその小説で初めて知った。江戸川乱歩氏にはそういう小説が多く『人間椅子』なども、革張りのソファの中に入り込んで、その椅子に腰掛ける女性の重みを全身で受け止める…といったような、或る種、コントのような世界なのだが、その一方で“隠微な悦び”のようなものがあって、マニアックな人達には“受けそうな物語”が多かった。だが、それはあくまで「小説だから…」と思っていた。けれども、そうではなかった。広島県向島で脱走して行方をくらまし、その後三週間にもわたって身を潜めていた平尾龍磨受刑者が、向島ではなくて本州の方で捕獲された。何んと、彼は海を夜中に泳いで渡って、島から本州へと移り住んでいたのだ。しかも、そのいずれもが“空き家”を見つけ出し、そこに身を潜めていた。向島では、まさしく“屋根裏部屋”に暮らしていた。だから、捜索にやって来た警察官も気付かなかった。それも、二度も来ていて分からなかったのだ。まさに「屋根裏の散歩者」健在といったところか。屋根裏にはTVや布団も持ち込まれていた。ちゃんと生活できているところがすごい。実は、向島には1000軒以上の空き家が存在するのだという。そのことにも驚きである。それなら一軒くらい紛れ込んでいても気付かないはずである。几帳面な彼は、逃走動機などをメモ書きしていた。それによると刑務所内の「対人関係」が耐えられなかったらしい。う~ん、刑務所内の「対人関係」というところが、泣かせる。よっぽど、彼は“人との関わり方”が下手なのだろう。だから、むしろ、一人で「屋根裏の散歩者」となった時、彼は対人関係には悩まなくて良くなったのだ。元々、彼は人を傷つけるタイプではない。その代わり、窃盗はお手の物だ。何しろ、これまで120件もの“窃盗犯”として捕まっているのだ。まあ、プロと言って良いだろう。その技術を、何かに使えそうな気がするのだが…。やっと捕まったが美味しい食事を与えられ、ぐっすりと眠れたらしい。どうか対人面で悩まなくて済むような独房に入れてやって欲しいと思うのは、私だけなのだろうか。

「有働」と「加藤」の対決が迫っている

2018-05-01

今、フリーとなって“注目”を浴びている二人の女子アナウンサーがいる。その一人はNHKを飛び出した有働由美子アナであり、もう一人はフジテレビを飛び出した加藤綾子アナである。この二人、年齢もタイプも違うので、あまり比較をされたことはないが、ホロスコープや四柱命式では共通しているところもある。そして、今、二人とも占星学的に見ると文字通り“転機”が訪れようとしている。ここで「おやっ」と思う人がいるかもしれない。確かに、二人ともフリーになったが、それはもう過去で過ぎているではないか。違うのだ。確かにフリーとなったのは過去だが、本当の「変身」はこれから、それも“この夏”に始まるのだ。先ほども述べたように、二人には共通の星の配置があり、その惑星配置に“大きなインパクト”が表れるのが夏場だからだ。もちろん、既に有働氏はNHKの海外特番が何本か決まっているし、加藤氏は現在ドラマ出演で“新たな顔”を見せている。私が言いたいのはそれらではない。もっと根本的に変わっていくはずなのだ。もしかすると有働氏はバライティ番組のMC、加藤氏はTVドラマのヒロイン、或いは二人とも秋スタートの“新番組”で文字通りの「新しい顔」としての採用が決まるかもしれない。とにかく、これまでとは明らかに“違った顔”として登場する転機なのだ。特に加藤氏の場合、変身の度合いが大きいので「女優転向宣言」が飛び出す可能性もあり、有働氏の場合、大企業のCMが複数決まって巨富を得る可能性もある。二人の共通しているのは、組織の中で上司と上手くやっていく自信がないことと、体制批判的精神を持っていること、舞台女優的素質を持っていること、男性運が良くないこと、自立意識が強いこと、運勢の波が激しいことなどである。そして何よりも、今年の夏場から「新たなる顔」を見せるに違いないことである。

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