11月, 2019年

自宅倉庫で出産・殺害した母親

2019-11-06

山口県警は5日、先月10月26日未明に自宅の倉庫で、出産したばかりの我が児の頭部を投打して殺害した容疑で会社役員の二家本佳代子(41歳)を逮捕した。26日の朝に一緒に暮らしている容疑者の父親が倉庫内で血まみれになっている娘と出産したばかりの男児を発見、すぐ119番通報して緊急入院となった。産まれたばかりの男児は1時間後に死亡、その母親である娘の方は5日になって体調回復して退院したところを逮捕に踏み切った。容疑者は出産した男児を殺したことを認めている。何んとも哀しいニュースだ。まだ、よく解からないことが多い。容疑者の父親が発見後すぐ119番通報しているところから、彼は娘が出産間際であることを知らなかったか、少なくとも何故、自宅の倉庫で出産したのかを知らなかった。つまりは事件に直接的な関係はないと思われる。容疑者は会社役員で社長らしい。したがって出産費用がなかったとか、堕胎費用がなかったとかいうたぐいの事件ではない。容疑者が結婚しているかどうかについては不明である。父親と同居し、父親が発見しているので、現状では未婚か、離婚後に出戻ったか、どちらかのような気がする。一部ネット情報には、容疑者にはすでに子供が居て、それも複数との情報もあるが、真偽のほどは解からない。ただ一般的に言えば、意図的に病院以外で出産する場合、出生児の父親が子供を認知しないケースが多い。父親であってはならない人物が父親である場合もある。母親は、その児を産みたくなかったのであろう。でなければ出産直後に自分の手で殺せない。余程、産みたくない気持ちが強かったのだ。それなのに堕胎をしなかったのは何故だろう。気付いた時には遅かったのか。いずれにしても、同居する父親にも知られず、独りで出産するのは勇気がいる。もし計画的であったとすれば、自宅倉庫内で一人で出産し、殺害し、どこかに埋めてしまえば、何も無かったことに出来る。同居していても、父親が妊娠に気付いていなかった場合には、その可能性が強い。容疑者は小さくても会社役員である。それなりの常識は身についている。単独での出産がどれだけ危険か、多少、甘く見ていた可能性もある。おそらく強引に出産したことで、出血が止まらなくなったのだ。それでも、最後の気力を振り絞って出産したばかりの子は叩きつけ殺害した。そして、その後気を失ったのだ。そうしなければならなかった“哀しい事情”が秘められているに違いない。

「カフェロボット」の傍に「占いロボット」⁉

2019-11-05

11月9日から3か月間、兵庫県西宮市の「エビスタ西宮」のフードホールに「カフェロボット」の店が期間限定でオープンする。店内は完全に無人でロボット店長が接客し、ドリップコーヒーやカフェラテなどの飲み物を入れてくれる。いや、ただ単に淹れてくれるだけではない。お客へのサービスとして話し掛けてくれたり、踊ってくれたりまでするのだ。さらに、お客の顔の表情とか反応を基にして、より適切な接客パターンを学習してくれるという。夢のようなロボット(本当かな⁉)なのだ。確かに落ち込んでいるときに、黙っていても好きな飲み物を淹れてくれて、優しく話しかけてくれて、おまけに楽しませようと踊ってまでくれるなんて、最高の店ではないか。しかも、こちらの反応によって、サービスの改善まで考えてくれるのだ。そんな店“人間カフェ”には期待できそうもない。ただ問題は、その外見である。どうも、これまでのロボットは外見がいただけない。もろに“ロボット”の格好をしているのだ。あれは止めていただきたい。もう少し、人間的というか、せめて“機械を感じさせない外見”で頼む。そうでないと、堕ち込んでいる時に傍で踊られたりすると、蹴っ飛ばしたくなるのが人間の習性なのだ。いや、学習していくのだから、その辺は大丈夫なのかもしれない。以前、パチンコ台で“大当たり”の時に、いきなり綾波レイが動き出して驚いたことがあるが、せめてああいう感じの配線が剥き出しになっていないもので頼む。そうすれば多少高くても、不愛想にコーヒーをテーブルに置かれるよりはずっといい。私が思うに、元々他人から干渉されるのを好まない人、一人でお茶やコーヒーを楽しみたい人、誰にも邪魔されず癒しのひとときを持ちたい人、そういう人達にとって「カフェロボット」は最高の場所かも知れないのだ。そして、ちょっと退屈になった時には、その傍にいる“もう一人のロボット”「占いロボット」に占ってもらうと良い。えっ、そんなロボットはない。確かに…今はない。あと十年くらいすれば、私の監修のもとに出来るかもしれない。誰か“波木星龍の占い”をロボットに詰め込んでくれないものだろうか。かえって堕ち込むからダメだって……そういうあなたは鋭い。

「年収」よりも「相性」と「タイミング」

2019-11-04

世の中にはいろいろな仕事がある。「恋愛婚活コンサルタント」という仕事があるらしい。いつから出来たのだろう。その看板を出している菊乃氏による「年収400万円は低いと断言する年収200万円女性の闇」という長いタイトルのコラムが大変に興味深かった。彼女のもとにやって来る“婚活女性”たちの問題点を指摘しているコラムだったが、確かに…と同調する部分も多くあった。特に年収200万の女性達が、年収1000万の男性を求めて婚活しがちであることに関しては、コンサルタントでなくても「難しいだろう」と予測できる。何しろ年収1000万円の男性自体が少ない。時々TVや雑誌に出て来るそういう男性がどこにでも“ごろごろいる”と思うこと自体が間違っている。仮に若くして1000万を得ていても独身とは限らないし、ましてや“婚活している”とは限らない。結婚はしていなくても、恋人はいるとか、女性に不自由していないというケースも多い。そうなると年収1000万で“婚活している”という男性がどのくらいの比率になるか、解かりそうなものである。高収入男性を望む女性の多くは「良い子」で育っていると彼女は言う。両親が望むような相手との結婚を望みがちだというのだ。現代の新婚カップルの多くは、結婚後も共働きを続ける。けれども、そういう女性達の多くは、母親が望むような「結婚して家庭に入り専業主婦となる」そういう結婚を理想としているらしい。つまり、母親時代の“理想的な結婚”を娘の自分も引き継いで考えがちだというのだ。その結果、結婚が遅れて、やがては両親の“介護要員”として独身のまま過ごすようなことになりがちであるという。中々手厳しい指摘だが、確かにそういう要素はある。現代の独身男性達の平均年収が400万円である以上、その平均的な相手を求めた方が結婚には結び付きやすい。ただ「婚活」という形での出逢いの場合、或る程度は相手の“全体像”は最初から分かっているのだから、重要なのは一緒に生活していく上での“価値観”とか“趣味嗜好”とか“生活形態”なのだ。これらを総合したものが俗にいう「相性」である。この相性というのは、一瞬にして解かることもあるが、実際に生活してみないと解からない部分もある。そこで登場するのが「占いでの相性」ということになる。ところが、この「相性占い」にはいい加減なものが多い。だから、変な言い方だが“一般的な相性占い”は奨められない。それと、もう一つ大事なのが「婚機」としてのタイミングなのだ。これは決して「婚期」ではなくて「婚機」なのだ。だから、何歳でもあまり関係がない。「婚機」としてのタイミングが良ければ、必ず上手くいくし、それを外してしまうと「結婚」という形になりにくい。慎重すぎる人は、このタイミングを逃しているケースが多い。

「正夢」は、こういう形で実現する

2019-11-03

「正夢」とは、文字通り、夢に見た通りのことが“現実”になることである。昨日、カンニング竹山氏が放送の中で「正夢」体験を語った。それは「カンニング」という芸名の由来についてだった。この芸名は2006年12月に急性リンパ性白血病で亡くなった相方・中島忠幸(享年35)氏が観た「夢」を基にして使い始めたという。中島氏が夢の中で「次はカンニングです」と呼ばれて舞台に出ていくと観客から歓声を浴びていた、というのだ。それで「じゃあ、その名前を…」ということでコンビ名を「カンニング」に決めたというのだ。相方が亡くなっても「カンニング」を使い続けた最大の理由だった。ところが、ここで重要なのは、その名前になってすぐ彼らは“売れた”わけではない。その後十年経ってから突如売れ出したのだ。そうして忙しくなって、あちこち呼ばれ、舞台に立って歓声が上がった時「これだ、夢で見たの」と中島氏は言ったという。そうなのだ。「正夢」というのは、実現するけれども“すぐ実現する”とは限らない。彼らの場合には十年もかかった。けれども実現はした。私は娘が生れる時に同じような経験をした。結婚後2年経っても、子供が産まれる感じが何故かしなかった。ダメかもしれない、何となくそういう気持ちになっていた。そんな或る日、私は夢を見た。明るく活発な印象の女の子が、勢いよく私の方目掛け走って飛び込んで来たのだ。おかっぱ頭でチェックの洋服を着ていた。4~5歳くらいの印象を受けた。目覚めた後、私は漠然と「女の子が生れるのかもしれない」と思った。それから40日ほど経って、妻が妊娠したことを知った。そして生まれたのは女の子だった。しかも、私たちにはあまり似ず“明るく活発”に成長した。ただ印象的だったチャックの洋服は着せたことがなかった。正直に書けば、その初婚の時の妻とはやがて別れた。そうして、娘との交流も途絶えた。私は再婚し、十年以上が経った。或る日、義母がやって来て、私にこんな話をした。「母さん(義母の母親)がね、夢を見たって言うの。私の部屋に行ったら、鍵が掛かっていて、おかしいなと思って鍵を開けたら、部屋の中に何にもないの。そして部屋の真ん中に立派な遺骨箱がぽつんと置かれてあるの。他には何にもないんだって……先生(私のこと)は、この夢をどう解釈する?」実は、義母はその時、病院から退院をしてきて間もなかった。私は言葉に詰まった。「母さんは私が死ぬんじゃないかって…」「夢は、その通りに出てくるとは限らないんですよ。お祖母ちゃんは多分、自分が亡くなったら、お義母さんが立派な遺骨箱で葬ってくれる、ということを予知した夢を見たんです」私は、そう言いつくろうのがやっとだった。「そうかね」義母は少し安心したようだった。それから8カ月ほど経って、義母は亡くなった。義母の遺骨箱は立派だったが、一度も、その部屋に置いたことはなかった。

ススキノで「夜のマラソン」が行われると聴いた

2019-11-02

どこかの酔っぱらいが「ススキノでさ夜のマラソンやるって聞いたぞ」と言ったかどうかは知らない。だが、何となくIOCのバッハ会長周辺の人物が囁きそうな言葉ではある。そしてススキノの女性達も「暑さ対策は任しといて…」と、これも言ったかどうかは知らない。だが、何となく言いそうな雰囲気はある。とにかく、すったもんだのあげく、マラソン・競歩の札幌開催が決まった。東京だけが日本の都市ではない。人気競技を札幌に呼ぶことで、これまで「冬の札幌」しかアピール出来なかった観光都市が「夏の札幌」もアピールできる。長期的な“観光国家戦略”から考えると、経済的効果も含めて大変に望ましい。今のオリンピックに“純粋なスポーツ”など期待する方が間違っている。もう20年以上も前から「オリンピック」は“商業の場”と化した。あらゆる“商売網”が張り巡らされている。実際、その競技に参加する選手たちだって、さまざまなスポンサーからの支援を受けて生活している。そのこと自体、“純粋なスポーツ”という言い方が正しくない証拠なのだ。もし本来の「参加することに意義がある」という言葉が正しいのなら、どうして毎回毎回メダル数を増やしていくのか。もはやオリンピックでメダルを得るのは何千人もの人数となり、その輝きは色褪せている。そうであれば、開き直って“商業の場”“エンターテイメントの場”としての活用を考えれば良い。これまでの「北海道マラソン」では沿道が観客席となったが、オリンピックでは沿道に簡易の観客席を作って有料にすればよい。そうした方が街中に支障が起きない。そうでないとあまりの観光客でごった返し交通面での支障が生じるだろう。前にも書いたように、北海道(苫小牧)にIR(カジノ)を呼び寄せ、北広島市に日ハムのボールパーク(テーマパーク型の野球場)を建設し、札幌に夏季・冬季のオリンピックを呼ぶ。そうすると、苫小牧→登別・洞爺・支笏湖・定山渓・ニセコ温泉郷→北広島→札幌に及ぶ北海道の“中核エリア”が新たな広域観光地として生まれ変わるのだ。観光地としての北海道は中国や韓国の人々に大変評判が良い。但し、料金的にやや高いのと交通の便があまり良くないのと観光ガイドが少ないという評価もある。交通の便に関してはJR北海道の車両整備などにも大いに問題がある。赤字企業ということで、その車両や鉄道が今一つ快適ではない。車両が古く、揺れが激しく、すぐに運休し、時刻通りに走れない。観光地のホテルも、古くなった客室をそのまま使っているところも多い。特に温泉街はそうである。世界的にホテルが高級化されている今日、課題山積の観光地なのだ。

「死ね」と「恫喝」の“難しい問題”

2019-11-01

マスターズGCレディース会場内で大会関係者に対し「死ね」など暴言を吐いた女子プロゴルファーが誰なのか、これまで名前は明かされていなかったが、笠りつ子プロが自ら名乗り出て“謝罪文”を掲載した。関係各位に対して謝罪し、自ら当分の間ツアーへの出場を自粛する旨を宣言した。ことの経緯は、クラブハウス内の風呂場にタオルを設置していなかったことにある。どうして設置していなかったかというと、最近、頻繁にタオルが盗まれてしまうためだ。その対策として各自でタオルを持ち寄るよう選手たちにも通達したという。何となく“世知辛いこと”が発端になっているのだ。女子プロの数は多い。毎回、何十枚も無くなるのではクラブハウス側も対策を講じないわけにはゆかなかったのだろう。それにしても一応は華やかな(?)プロ選手が“タオルをくすねる”というのは情けない。多分、笠りつ子選手も、それは知っていたに違いない。けれども、風呂場にもっていかなかった。もしかしたら、一応、そういうことになったけど持っていなければ“貸し出してくれる”と簡単に考えていたのではないか。ところが対応した副支配人は、決まったことですから…と突っぱねたのだ。一人だけ特別扱いは出来ない。その態度に笠選手はキレた。そこで飛び出したのが「頭、硬いな」「死ね」という暴言だった。もちろん、これは笠選手が悪い。悪いのだが、まあ、怒りたくなる気持ちも何となく分かる。それでも活動自粛へと追い込まれた。似たようなケースで炎上したのがユッキーナこと木下優樹菜氏の「恫喝メール問題」だ。こちらの方は実姉が勤務していたタピオカ店の店長に対して「筋道くらい通しなよ」「これからの出方しだいで、こっちも事務所総出でやりますよ」って、何の事務所だか解からないようなメールを送り付けていたことが判明しネット上で大炎上。何しろ、他を巻き込んで恫喝したのが一番いけない。それに、言葉の使い方が良くない。若い頃は「ヤンキー」だったかもしれないが、今は「ママタレ」という職業で人気を得ていたのだ。最近は、ちょっとしたことから人気が沸騰し、ちょっとしたことから人気が凋落する。人気稼業に身を置くということは、第三者からの批判に“甘んじなければならない部分”が沢山あるのだ。もし、それが嫌なら人気稼業になど就かない方が良い。人気稼業というのは、文字通り「人の気持」で左右される職業なのだ。、

Newer Entries »