7月, 2025年

「減税」と「増税」が「セット」でやって来る⁉

2025-07-30
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっている。単純に言えば、もう「みんな仲良く」という時代ではなくなりつつあるのだ。外国人や難民を排除し“本来の仲間たち(⁉)”だけで生きていこうね…という時代に入ったのかもしれない。どうして、そういうことになるのかというと、その方が“税負担が軽くなる”ケースが多いからだ。その結果として「手取りの多い給与」という“どこぞの政党”が支持を増やした政策が叶えられることになる。多数決の論理でいけば、日本は「減税」に舵を切らなければならないが、そうは言っても「社会福祉」的な予算は、それなりに確保しなければならない。ということで、結果的に何が行われるのかというと「減税」と「増税」を“セットで開始する”可能性が強いということだ。「国」のお金とは言っても、結局は“税収”なのだから、それを減らす法案は、その“代わりとなるモノ”を要求する。選挙の時には、その“代わりとなるモノ”を、それぞれの政党や候補が叫ぶのだが、残念ながら不確実なものが多い。もしも確実に存在するなら、これまでに与党や政府が“それ”を活用しないはずがない。したがって、ハッキリしているのは、極力、庶民には負担の少ない形で“増税する分野”が出て来る……ということだ。そうしないと、社会福祉に回せるお金が無くなってしまう。アメリカのトランプ大統領は、そういう点で「関税」という“外国から税金を巻き上げる方法”を実行しだした。これなら、直接、国民に“税負担”を求めなくても良い。だから日本の政府も、似たような方法で、外国からの“税負担を増やす政策”を考えれば良い。そうすれば、日本人に“増税”せずとも、総合的な税収入を増やすことが出来る。もっとも「関税」に関して言えば、アメリカだから出来たことで、他の国で“同じこと”が出来るか…と言えば、それは難しい。だから、関税をそのまま真似る必要はない。それよりも一部の国が行っている“二重価格方式”等の方が、有効なように感じられる。つまり、日本人価格と、訪日外国人価格と“二種類の価格設定”を実行するのだ。ハッキリ言えば、外国人には“高く売る”方式だ。日本が「円安」方向で進めば、それを受け入れる環境は整う。「円高」の場合には、それが通らない。だから輸出企業にとってもプラスとなる「円安」を受け入れ、訪日客に対して“二重価格設定”を行うことで、税収を上げていく方式を採れば「減税」をしても「増税」せずとも“大丈夫な世界”が実現するだろう。

何故「ナスカの地上絵」は「山形大学」のモノ⁉

2025-07-29
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそうだ。前回の時には「303点の発見」で、その前の時には「168点の発見」だった。どうしてこんなにスイスイと発見できるのかというと、IBM提供のAIが共同研究という形で、参加しているからだ。山形大学はいつからか「ナスカ研究所」という拠点を設けているのだが、ペルー政府もそれに対して協力的で、だから今回も関西万博で「ペルー政府との共同会見」という形で、研究成果を公表している。もはや山形大学は、日本政府よりもペルー政府との方が親密度が高いのだ。人間というのは不思議なもので、或る場所に対して“拠点”を置き、そこで長く暮らしていくと、だんだん“そこ”の住人化してくる。そうすると、これまた不思議なもので、その地域の人々が“自分たちの仲間”として大切に扱うようになる。そうすると、その地域の古代の人々、既に眠っている古代の人々まで“手を貸す”ようになっていく。だから、もちろんAIも手助けはしているが、ほんとうの発見者は、その地域の人々、或るいは祖先の人々なのだ。今回の発見で、より彼らの地上絵がアトランダムに意味なく描かれたものではなくて、それなりのメッセージや物語性を持って、伝達、伝承する目的をもって「描かれたもの」であることが強調された。それらは「テーマごとに配置されている」ことが新たに判明したという。それにしても、どうして山形大学なのだろう。日本の大学で、世界の古代文明地域との関係性が、こんなにも深い大学はない。やはり20年間という長い期間、密着して“そこ”だけに的を絞ったことが、大きな成果を生む元になったに違いない。昔、古代エジプトの研究で日本の早稲田大学と吉村作治氏などが本格研究に乗り出し、現地との密着化を図ったが、いまひとつ“大きな成果”とまでは行かなかった。どの大学であっても、山形大学を手本として、まだまだ眠ったままで居る“古代文明地域”の掘り起こしと発見に精力を傾けてはどうだろう。やがて20年後くらいになって、世界的な大発見が得られるかもしれない。

泥沼「30連敗」で、芸人の記録更新目指すべき⁉

2025-07-28
確か2年ほど前まで「生涯収支マイナス2億円君」だったような記憶がある「霜降り明星」粗品氏が、現在は「生涯収支マイナス4億円君」に変っていて、相変わらず毎週土曜日に彼自身の“競馬予想”を公開し、その結果を日曜日に動画報告している。それによると最近は負け続けていて、昨日は「泥沼の12連敗」と自虐していた。最近は芸人でもタレントでも“競馬予想”をする人が多くなり、そのこと自体は珍しくも無くなったが、一貫して“同じスタイル”で自らの予想を公開し、その結果も報告しているのは、彼の“正直な生き方”を表しているようで、個人的には好感が持てる。人間には“勘の冴える時”と“冴えない時”とがあるのは、だれもが経験的に把握している。冴える時には、面白いように的中し、冴えなくなると、神に見放されたかのように冴えないものだ。わたしなどは、どちらかというと“的中”“不的中”の差が少なく、そういう意味では、占いでも、ギャンブルでも、大負けはしないが、大勝もしない。粗品氏などは“負け続ける”こともあるが、いったん的中しだせば奇跡のような“大勝ちをする”のが特徴だ。こういう人の方が、ギャンブルに嵌まりやすく、ギャンブルで“借金”を作りやすい。粗品氏自身、最近、吉本興業から多額の借金をした…と報告している。文字通り「生涯収支マイナス4億円君」への道を驀進中といったところか。だが、わたしは、彼の場合は「それで良い」と思っている。芸人がギャンブルで財産を作ったら、もうそれは芸人ではない。芸人は、あくまで“芸で稼ぐ”のが本来の姿なのだ。そして、庶民と同じように“ギャンブル”とか“酒”とか“女”とかで失敗をし、愚行を晒しながら“嗤われてナンボ”の生き方をして欲しい。それこそ「芸人」としての王道ではないか。最近の芸人は、そういう点で“品行が良すぎ”て、つまらない。何となく“笑われるのを嫌う芸人”が多くなったようで、本来の“芸人としての生き方”を履き違えているよう感じられる。まあコンプライアンスがどうこう言う時代だから、そうなってしまうのも仕方がないが、芸人は「芸人らしくあって欲しい」し、スターは「スターらしくあって欲しい」。どういう世界の住人であっても、頑固なまでに、その世界の“生き方”を貫けるのが、ほんとうのプロフェッショナルではないだろうか。

「ふつうに生きる」ということ「倖せ」の第一歩

2025-07-27
われわれはどうしても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、苦悩しているときには「これさえ上手くいけば幸せになれるのに…」などと思いがちなものだが、いざ、それが過ぎ去ってしまうと、もう“その時”の気持ちはどこへらや“不満の多い日常”に戻ってしまう。落語家の立川志らく氏が坐骨神経痛の悪化により、座布団に座ることも出来なくなって、当分の間、休養することが公表された。女優でタレントの最上もが氏は8月に出演予定だった舞台を“練習不足から降板する”と公表された。最近、芸能人の不測の舞台キャンセルなどが相次いでいる。健康上の理由が多いようだが、予期せぬ出来事による場合も多い。われわれは多くの場合、前もっての予定やスケジュールを組んで生活している。通常であれば「これは組み入れられるな」と思ったときに予定を入れる。けれども、その“未来”が「健康状態良好」という保証はない。また健康状態は良くても、仕事上の都合とか、家庭・家族の問題とか、精神上の問題とか……さまざまな理由から、その予定や計画をキャンセルせざるを得ないことなども多い。つまり「ふつうとはいえない状態」がやって来ることがある。そういう時に初めて“ふつうであること”の大切さや貴重さを改めて感じるのだが、感じるのは一瞬で、文字通り「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、日常的な不平・不満の多い日常へと戻ってしまう。特に年齢が行って来て、残り少ない人生になっていくと、本来は、もっと、もっと「一日」「一日」を大切に取り扱わなければならないはずなのに、実際には、昔、瀬戸内寂聴氏が言っていた「人間、いつ死ぬかわからないんだから、いま出来ることを楽しむのが良いんですよ」という感覚で、過ごしている場合が圧倒的に多い。実際、極力、ふつうのことを愉しみ、ふつうのことに悩まず、未来を疑わず、生きていくのが「倖せ」を得ていくための第一歩だ。努力しているのに「幸せになれない」と思っている人は、だいたいが“ふつうのこと”を楽しんでいない。ふつうに生きている……ということを楽しめなかったら、どんなに“理想の状態”がやって来たとしても「倖せ」を感じることは難しいものだ。なぜなら“悩み”や“迷い”を「探し出してしまう」癖を持っているからだ。悩みや迷いは“棄てる癖”をつけないと、どういう状況でも、すり寄って来てしまう。そうすると結局、求めていた状況になっても“幸福感”は得られないことになる。まずは「ふつうに生きている」中で、楽しみや悦びを見出す癖をつけることだ。

遂に誕生⁉「女性首相」「44歳首相」「野党首相」

2025-07-26
もはや石破首相の退陣は“決定的”と言われる。それでは次に“日本の首相”となるのは誰なのか。運命学的な観点から観て見よう。国民へのアンケート調査によると、次期首相として「もっとも相応しいと思う政治家」という調査と「もっとも相応しくないと思う政治家」という調査が行われたそうだが、その結果のランキングで、両方とも1位と2位とで“同一人物の名”が挙がっているという。つまり、相応しいという方でも、相応しくないという方でも、そのトップは高市早苗氏で、その2位は小泉進次郎氏だったというのだ。つまり、それだけ、高市氏の方には“味方”もいれば“敵”もいる……ということになる。2位の小泉氏も同様だが、どちらも2位というのは何となく中途半端で、その点が逆に気になる。もし高市氏が首相になれば、日本初の“女性首相誕生”ということになる。そして、もし小泉進次郎氏が首相になれば“44歳の若き首相誕生”ということになる。さらに、アンケートには出て来なかったが、もし野党からの首相誕生ということが実現するなら、運命学的観点からは玉木雄一郎氏以外にない。街の声として、日本初の“女性首相誕生”に期待する声がある一方で、日本の“右傾化加速”を心配する声もあるようだ。小泉進次郎氏の方はその“実行力”を評価する声がある一方で、時に“軽率発言”が多いことを心配する声もある。また玉木氏に関しては“若い人たちの支持”がある一方で、年配者たちからは“不安視”する声も多い。運命学的な観点から言えば、この三人の中では小泉氏がもっとも運気的に恵まれている。元々小泉氏は“先天運”が良い。四柱命式では目上から引き立てられて才能や財運を発揮する運命を持っているし、ホロスコープでは、太陽が金星や火星と“0度一体化”して、月と120度、海王星と120度で“正三角形アスペクト”を形成、それに加え、太陽と冥王星の180度があって“弓矢型アスペクト”が出現している。したがって黙っていてもチャンスが到来しやすい。わたしは昨年の“総裁選”の時に、彼は今すぐ首相はムリだが、やがてそのチャンスを得る可能性が強いと記した。今という時期は、必ずしも“絶好機”ではないが、高市氏に比べるとはるかに良い。つまり、高市氏の方が“運気”という点では今一つなのだ。玉木雄一郎氏は、運気だけで言えば“首相になってもおかしくはない”時期にある。ただ、この人の弱点は、いったん窮地に陥ると、次々問題が出てきてしまう先天運を持っているので、そのいう自分の「運命」をいかに本能的に“把握”出来て居るかどうかだ。

「闘魂」を“病院送り”にした「71歳の超人」急逝

2025-07-25
アメリカの人気プロレスラーで俳優でもあるハルク・ホーガン氏が7月24日、フロリダの自宅で急逝した。心不全的な病だったようだ。2023年9月に25歳年下の女性と“3度目の結婚”をしたばかりで「肉体改造にも成功した」と言われていた。日本では「超人」として知られ、1983年6月にIWGP決勝リーグ戦でアントニオ猪木氏と戦い、得意技であるアックスボンバーが見事に決まって猪木氏が失神KOとなり、ピクリとも動かなくなり、場内が騒然となった試合が忘れられない。この一戦によって、ハルク・ホーガンの名は世界中にとどろいた。その後も、ときおり日本にも来日したが、アメリカのプロレス団体“WWEの顔”として広く知られている。身長201㎝の文字通り“超巨人”であるが、劇画に出てくるような“キン肉マン体形”でもあり、持病を持っていたという話は聞いていないが、多くの“キン肉マン体形”の人物は、あっという間に亡くなってしまう。あまり老齢を健康で長寿に恵まれた…という話を聴かない。一つにはプロテインなど筋肉増強剤を使いすぎるので、肝臓に支障が生じやすいためだ。プロレスラーの場合、内臓から弱っていく人と、足腰などに支障が生じて、通常の生活が困難になってくる人と、だいたい二手に分かれる。ハルク・ホーガン氏の場合も、一時期、背中の神経に支障が生じたという噂が出回ったが、そっちの方は大丈夫だったようで、足腰の神経に影響が出ることはなかったようだ。闘魂として一世を風靡した猪木氏の方も、その晩年は奇病に侵され、身動きさせも自由にならなくなっていった。奇妙なことに、格闘家には身動きが自由にならなくなるような病に侵される人も多い。どんなに身体を鍛えても、どんなに筋肉モリモリとなっても、だからといって「生命力」と“見掛けの肉体”とは別次元のもので、近年は“ジム通い”による肉体改造が大流行りだが、それで寿命が延びるかというと、逆に筋肉増強剤とか、偏った食事制限とかによって“ふつうの健康”が損なわれていく場合が多い。何事も“ほどほど”が大切で、ムリに作り上げたものは、やがてその“ひずみ”がどこかに出て来ることは“自然界の法則”のような気がする。

「日経平均」が4万円台こそ本来の「正常な値」

2025-07-24
最近の調査で、いまの日本は欧米各国にも引けを取らないような“インフレ国”に変貌していることが判然としてきている。そんなことは言われなくっても、日常生活の中で、だれもがひしひしと感じられる。その結果として今回の選挙などでも、どの党も「物価高対策」ということを超え高に叫んでいた。けれども、ほんとうはおかしいのだ。日本は80年代の“バブル期”を境として、完全に“デフレの国”に変った。それまでは当然のことだが“インフレの国”で、それもかなりのインフレ国だった。そして、これも当然の話なのだが、インフレの国だったから物価も値上がりし、土地も値上がりし、株価(日経平均)も値上がりし続けた。特に地価の高騰と株価の高騰は顕著で、あれよあれよという間にどんどん値上がりしていった。そして、とうとう“バブル”が弾けて「日本」全体が一挙に低迷しだした。そしてその後30年以上にわたって“デフレの国”として生きながらえてきたのだ。その間に、周辺諸国はそのほとんどが“インフレの国”となり、その結果、経済的にはどんどん台頭してきて、いまや「日本」はあちこちから“追い抜かれ状態”にある。つまり、いったん“デフレの国”に変ってしまうと経済は低迷するので、周辺諸国から“追い抜かれる”のは当然の結果なのだ。ただ、ここに来て、日本は急速に“インフレ国”に変貌しつつある。欧米よりも顕著に、インフレ指数が跳ね上がりし始めている。したがって、本来は物価と並行して、賃金も大きく上昇していかなければならない。その部分が、まだ追い付いていないことが問題なのだ。そして、もう一つ、まだ十分に物価上昇の速度に追いついていないのが、実は“地価”と“日経平均”なのだ。確かに、一部の地価は上昇に転じてはいる。けれども、それはまだまだ“一部地域”に限られている。もっと日本列島全体に波及してこなければならない。それと同時に、もう一つの“出遅れ価格”が「株価(日経平均)」なのだ。昨年、春に一時的に4万円台となったら、それ以降は何故か低迷していた。それが、ここに来て「関税交渉成立」で一気に上昇、昨日の日経平均は一時1500円以上値上がりし、終値でも1396円も上昇した。それによって日経平均は4万1171円となった。久しぶりに“4万円”の大台を超えたのだ。これを一時的な現象だと視る向きが多いが、そうではない。ほんとうはこれまでが“抑えられ”過ぎていたのだ。本来は、物価上昇などと同じく、マンション価格上昇などと同じく、もっと上昇していなければいけなかったのだ。そのきっかけとしての材料を「関税交渉成立」は与えてくれたに過ぎない。もう、4万円台定着は当然のこととして、今後は一気に5万円台を目指すのが、いまの日本のインフレ率には相応しいのだ。

コンビが「結婚」&「離婚」同時発表する真意⁉

2025-07-23
ほとんどの人たちにとっては「結婚」と「離婚」は“正反対のこと”のように感じる。だから、いくら“お笑いコンビ「はんにゃ」”として長く仕事をしてきているからといって、片方が結婚を公表し、もう一方が離婚を公表するというのは、戸惑う行為に映ってしまう。もし、これでコンビに対して「おめでとうございます」のメッセージを入れたら、気まずいことになりはしないか。だれでもそう考える。「はんにゃ」の金田哲氏は長年交際してきた女性と結婚したことを公表した。同時に「はんにゃ」の川島章良氏は10年前に結婚し2児も存在する妻との離婚を公表した。もし、これが同日ではなく、1週間くらい離して行ったのであれば、困惑しないのだが、やはり同時に行われると、だれもが混乱する。川島氏の方は、奥様である菜月氏の方からもコメントが出ていて、既に何回も話し合いを持って、結論に達したことを述べている。つまりは表面上、この発表はたまたま重なっただけで、意識して重ねたわけではない……。ほんとうにそうだろうか。わたしには何かしら引っ掛かった。そしてふたりの四柱命式やホロスコープを調べて、或ることに気付いた。なぜ、川島氏は「かぶせたのか」だ。通常、離婚というのは“哀しい出来事”だ。けれども、時としては「そうではない」場合もある。川島氏のホロスコープは現在“哀しみ”に結び付く、なに一つの兆候も出現していない。むしろ奇妙ともいえる惑星配置が出現しているのだ。トランジットの惑星達から出生時の金星に対してアスペクトが集中している。具体的には冥王星が金星に0度一体化し、天王星が金星に120度を形成、海王星からは60度、土星からも60度と重なっている。しかも天王星は太陽に対しても120度だ。こういう配置になるのは、離婚よりも“結婚”に多いのだ。なのに彼は離婚した。もしかすると彼には既に……そう考えると、彼が“相方の結婚”と同時に公表したことが偶然ではないよう感じられてくる。もちろん、一方の金田氏の方は現在トランジット惑星から出生時惑星に対して“120度アスペクト五つ”と“180度アスペクト四つ”が示され、生活が一新されて「結婚という新たな扉を拓いた時」として十分に納得できる。したがって、彼の方の公表には何らの意図もない。さて川島氏の方だが、もちろん独身に戻ったのだから、どういう出逢いが生れたとしても、どういう相手と一緒に居たとしても、だれからも、どこからも、批難される筋合いはない。相方の結婚なのだから、自分の方にも“新たな相手”が出現すれば、より相方のことを祝えるではないか。

「引退宣言」ちょっと恥ずかしい「撤回の当選」

2025-07-22
ちょっと早まったとでもいうか、自民党比例区の鈴木宗男氏は深夜に「政界引退宣言」を出して消えたのだが、なんとそれから数時間後に「ぎりぎり当選」が判明して、何ともバツの悪い「撤回の当選悦び会見」となった。時々、こういう“おかしなこと”が起こる。コンピューターによる「当選確実」とか「落選確実」とかは、大差がついているときには“間違いない”のだが、ギリギリで争っている場合には、極めて稀に「確実」が確実にならないことが生じるのだ。実際、これまでにも、いろいろな人達が「当選確実」が出ていたのに当選しなかったりした。今回の場合、たぶん、鈴木氏は、自分の劣勢を“肌で感じて”いたに違いない。なぜなら、彼の運勢そのものも、けっして“良い時期”とは言えないからだ。四柱命式では「孤立の年」として示されているし、ホロスコープでは「150度アスペクト六つ」で“窮地の時”にしばしばみられる惑星配置なのだ。この場合、他に「120度アスペクト」が多数あれば、その“悪さ”は帳消しになる。けれども彼の場合、120度アスペクトは二つしかない。これではとても太刀打ちできない。つまり運勢的な角度から観ても、今回の選挙で“当選できる可能性”は極めて乏しかったのだ。人間というのは誰でも、或る程度まで、自分の運勢的な状況を“何となく感じとる”ものだ。彼は、今回の場合は「落ちたな」と肌感覚で感じたに違いない。だから深夜になって「政界引退宣言」を出して、もう政治世界から足を洗おう……と決めてしまったに違いない。ところが、ギリギリのギリギリで「勝利の女神」は彼を見捨てなかったようだ。それを受け、会見した彼の傍には奥さんではなく、娘の貴子氏が居た。娘の方がだいぶ前から“自民党議員”となっている。その話し方は“父親そっくり”で“血の濃さ”を窺わせる。父親がムネオハウスなどで批判を浴びていた何十年も前にも、この娘は“必死に応援演説”をしていたものだ。今回も選挙事務所には、彼女が筆文字で描いた「勝利」の文字があった。既に77歳となっている鈴木宗男氏の顔貌からは、若い頃の勢いは感じられないが、ただ観相学的に言うと鼻脇の横ジワ「法令線」が異様なほどクッキリと広く、深く刻まれている。こういう人は「生涯仕事人」であって、自らの仕事への執着が人一倍強い。もしかすると運命の女神は、彼の法令を観て「引退させてしまうのはもったいない」と思ったのかもしれない。

「AIロボット」暮しの中「割り込んで来る」生活

2025-07-21
最近、いろいろな場面で「AI」の進出というか、浸透というか、感じることがある。別に、そういう暮らしは望んでいないのに、パソコンでも、テレビでも、居酒屋でも、パフェでも、スーパーでも、コンビニでも……あらゆる場面というか、あらゆるところで、正確には「AI」ではないのかもしれないが、とにかく「AIっぽいモノ」が登場する。そういう時代なのだから仕方がない……と自分に言い聞かせるようなこともあるが、時として「今のは聴き取れませんでした」などとTVが勝手に言い出したりする。どうも「AIらしきもの」というのは、人の気持ちを考えないというか、場をわきまえないというか、要求していないことを“やろうとしすぎる傾向”があるような気がしてならない。それでいて、いったん順番を間違えたりすると、梃子でも動かない。あれっと思って、もう一度同じことを繰り返しても、頑として動かない。どうも、AIには“お節介小母さん”と“頑固爺さん”とか一緒に内蔵されているような気がしてならない。もちろん、そういう時代なのだから、極力、それに合わせようとこちらも努力はするのだが、ときどきスムーズに行かないと、なんかAIにバカにされているようで哀しくなってくる。やっぱりAIには、もう少し“人の気持ちを読み取る機能”を加えておいた方が良い。そうすれば、二ッと、お年寄りたちも、率先して、AI的なものに触れようとして行くに違いない。日頃から、人間に不信感を抱いている“お年寄りたち”も多いのだから、いったんAIの“癒しの部分”が気に入ったら、それに嵌まって夢中になっていくお年寄りたちも多くなっていくのではないだろうか。「ロマンス詐欺」に嵌まる人が多いのは、なんと言っても日常生活の中に“寂しい部分”が多いからだ。だから、お金など要求しなくても、気持ちを察して“脳を読み取り”優しい言葉かけをしてくれるAIロボットが大人気となるに違いないのだ。もっとも、AIロボットは、こちらが“何を言いたいのか”に対しての理解力が、いま一つ不足している。あと30年くらい経てば見掛け的にも、機能的にも、十分に“お年寄り対応可能な製品”が出て来るに違いない。そうなると、今度は逆に「AIロボット」が傍に居ないと生きていけない老人たちが、どっと街にあふれだしてくるようになるだろう。だれもがAIロボットと手を繋ぎ、買い物をしている“微笑ましい姿”が見られるようになっていくに違いないのだ。

「各党首たち」の「熱い夏」の運勢は終わった⁉

2025-07-20
日本には現在、主な政党が11~13くらいある。実際にはもっとあるのかもしれないが、国政選挙に出て“戦う形”を示しているのは、だいたいそのくらいだ。その各政党の党首(代表)たちの“熱い夏”が終わった。マスコミは、その結果を“いろいろな形”で伝えるのだろう。わたしは「運勢」という角度から、各党首に絞って、ちょっとだけ解説してみたい。各党首のホロスコープなどで比較してみると、一般のマスコミ報道とは違った“興味深い事実”が浮かび上がる。今回の選挙が、党首本人の運勢と“強く結びついている人”と、あまり“強く結びついていない人”とがいる。党首本人の“運勢の影響力”が強い順に並べると、社民党の福島みずほ氏、日本共産党の田村智子氏、自由民主党の石破茂氏、日本保守党の百田尚樹氏、国民民主党の玉木雄一郎氏…の順となる。この場合、吉か、凶か、という順序ではなく、あくまでも本人の運勢が“その人生上において重要な時期に来ている”人たちの順だ。したがって、これ以外の党首の人たちは、少なくとも“本人の運命”を大きく左右するような運勢の時ではない。マスコミで“大注目”の参政党の神谷宗幣氏は何故か含まれていない。彼にとっての“重要な時期”は「今」ではない、ということになる。NHK党の立花氏、公明党の斉藤氏などにとっても、いまは人生上の重要な時期とは言えない。彼らに比べれば、れいわ新選組の山本氏、立憲民主党の野田氏、日本維新の会の吉村氏などは“関わりは或る”のだが、先に掲げた人たちに比べると、それほど“本人の運命”に強い影響を与える時期とは言えないのだ。ただ勘違いされたくないので、もう一度言うが、これらは“良い順”とか“悪い順”として並べているのではない。あくまでも「今」が“運勢的な影響を受けやすい順”とでも言おうか。しかも大変に興味深いのは福島氏と田村氏と石破氏の三人はトランジット惑星と出生時惑星とで作る“アスペクト度数”に共通点が多い。大まかに言うと福島氏は“150度八つ、90度七つ、180度五つ、120度五つ”の順、田村氏は“90度五つ、180度五つ、120度五つ、135度四つ”、石破氏は“180度五つ、120度五つ、150度四つ、135度四つ”、百田氏は“150度八つ、120度六つ”、玉木氏は“120度六つ、90度三つ、180度三つ”、吉村氏は“120度五つ、150度四つ、180度三つ”、山本氏は“150度七つ、120度四つ、90度三つ”、野田氏は“150度五つ、120度三つ、60度三つ”、立花氏は“120度五つ、180度四つ、180度四つ”、神谷氏は“120度五つ、135度三つ”、斉藤氏は“120度三つ、150度二つ、180度二つ、135度二つ、90度二つ、0度二つ”といったような感じで示されているのだ。逢えて、わたしがどうこう言うよりも、このような結果と選挙情勢とを見比べながら、各党首個人の「運勢」が、どのような影響・作用というものを及ぼしていくものか、比較してみてはいかがだろうか。

「アイドル→冒険家→農家」に“変身して”いった

2025-07-19
人生というのは、どこでどうなるか、まったくわからない。令和の“若い人達”は、簡単に“自分の将来”をAI予測したりするが、人生だけは“予測通りにはいかない”のが常なのだ。わたしなどにしても、自分自身の“若い頃の予測→というよりも願望”では、もっと若い頃から“華々しく成功して”悠々自適の晩年を送るはずだった。まあ、それでも紆余曲折はあっても、わたしのいちばんの願望であった「たくさん本を出す」というのは、一応“成就しつつある”と言えるのかもしれない。もっとも、その後に「ベストセラーを出す」という部分があったはずなのだが、それに関してはまったくもって叶えられていない。どうもおかしい。それはともかく、わたしがまだ小学生の頃だったか、中学生の頃だったか、当時のアイドルとして『平凡』だったか『明星』だったか忘れたが、雑誌付録の表紙を飾っていたのが、今月9日に亡くなられていたことが判明した女優で冒険家の和泉雅子氏(77歳)だった。当時は吉永小百合氏とアイドルとしての人気を二分していた。その付録は、確か“占い関連”の附録だったような記憶がある。でなければ、わたしが鮮明に憶えているはずがないのだ。とにかく、そういう感じで、10代の彼女は“華やかな容貌”で、文字通り“アイドル”という感じだった。だから、その彼女が、やがて「冒険家」に変り出した時、正直「気が狂ったのか…」と思ったくらいだった。それくらい、若い頃の彼女から、冒険家の姿は想像できなかった。けれども彼女は失敗してもくじけず、その後も冒険家の道を歩み続けた。一節には、冒険に際して集めた資金が、最初は成功できなかったために、何度もチャレンジせざるを得ない状況に追い込まれた……という説もある。やがて、彼女の名前は、冒険家としても聴かなくなった。ところが、いつの間に開始したのか知らないが、道東の方で農業&レストラン&民宿だったか…確か、その種のことで、北海道のTV番組で取材を受けていた姿を久々に視た。確か、その時には「今はここで暮らしている」と述べていて、もはや地元民であるかのような風貌に変っていた。昔のアイドルとしての面影など、正直、微塵もなかった。今回の記事を観ると、都内の自宅で亡くなった……というふうに記されていて、北海道の自宅はどうしてしまったのか……人ごとながら、ちょっと気になった。それにしても、人間の運命は、或る時を境として「大きく変貌を遂げていく」その見本のような人生だった。 « Older Entries