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今日の迷言・余言・禁言

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2027年ギザに「色付きのピラミッド」が誕生⁉


古代において「もう一つの色付きのピラミッド」と呼ばれていたピラミッドがある。それがギザの“三大ピラミッド中の第三ピラミッド”だ。つまり俗に「メンカウラー王のピラミッド」として知られているピラミッドだ。三大ピラミッドのうちでは最も小さい。だから、ほとんどの人はギザに行っても「視て来なかった」かのような印象しかない。パッと見で目立つのは「クフ王のピラミッド」と「カフラー王のピラミッド」だ。そこで、どうしても印象に残らなかったのが「メンカウラー王のピラミッド」なのだ。ところが、3年後になると、状況はがらりと変わって、こちらのピラミッドの方が主役に躍り出る。どうしてかというと、エジプト考古庁が本格的な改修工事に乗り出したからだ。3年間をかけて「メンカウラー王のピラミッド」を“建造当初の姿”に戻す。そうすると、このピラミッドの輝きが元に戻る。もともとこのピラミッドは古代の人々に「色付きのピラミッド」と呼ばれていたのだ。茶系の花崗岩が“その化粧石”として使われていたからだ。「クフ王のピラミッド」や「カフラー王のピラミッド」も化粧石で覆われたが、これらのピラミッドには「良質の白色石灰岩」が使われていた。だから完成直後は白くピカピカと輝いていたのだ。それに比べて「メンカウラー王のピラミッド」は茶系の花崗岩だったので「色付きのピラミッド」として異彩を放った。実は、ここに秘密があって、よく“三大ピラミッド”と呼ばれるが、クフ王のものとカフラー王のものとは大きさも色もほぼ同一で、その間隔も狭かった。つまり、建造当初から“二基揃って一つの役割”を意図したピラミッドだった。それに対して、こちらのピラミッドは大きさも異なり、色も異なり、距離的にも少し離れていて“別個のピラミッド”として建造されたものなのだ。役割が異なっていたのだ。その独自のピラミッドが修復され、原初の色や形となって、エジプト観光の目玉に変わる。こちらの方が大きさ的にも「写真に納まりやすい」から、若い人たちに拡散しやすい。大ピラミッドの方は「新たな内部通路がある⁉」と煽っているが、実際には壊すことも出来ないから、玄室くらいしか見せるものがない。新たな目玉として客を呼べるのは、修復可能な「メンカウラーさま」なのだ。
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