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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


26~27歳トップ4人が「闇バイト51人」を使った


昨年、関東の各地で連続して起こった強盗事件で、合同捜査本部はとうとうトップ指示役の福地(26歳)、村上(27歳)、斉藤(26歳)、渡辺(26歳)四人の逮捕に至った。警察の威信を掛けた捜査で、とうとうトップの指示役たちに辿り着いたのだ。彼らに匿名性の高いアプリで指示されていた「闇バイト」の実行犯や現金回収役の総勢51名は既に逮捕されている。ただ、ほんとうに彼ら四人がトップだったのかには多少疑問も残る。一つには彼らが皆20代で、こういう組織を作り上げるには少々若すぎるような気がするからだ。もちろん捜査本部も、その辺は感じているようで、その4人の上部で“ほんとうの暴力団”が彼らを操っていた可能性はないのか、そこに金が流れていった形跡はないのか、これから本格追及していくことになる。一時期に比べれば「闇バイト」応募者による犯罪は減っているようだが、まだまだ“振り込め詐欺”的な事件は減るどころか増えている。一部には、振り込め詐欺の本丸は中国人組織という説もある。現在は“ロマンス詐欺”的な事件や“投資詐欺”的な事件などが主流に変わりつつある。形を変え、品物を変え、次々と“詐欺手法”を変えながら、犯罪行為が続けられている。しかも、それが“一つの国”だけではなくて、いくつもの国を経由し、金銭の流れが簡単には掴めないようになっている。こういう“知能犯”的なものは、警察と犯罪集団との“追いかけっこ”のような状態で、手を変え、品を変え、新たな形で日々進化していく。犯罪が“進化する”というのはおかしな表現だが、実際にそうとしか表現しようがないほど、彼らの手法には“プロ技術者”が加担している。このプロ技術者というのは、現代の場合は“IT技術者”であらゆるものがIT化している現代、何をどうすれば、巨額なマネーが口座から口座へと動くのか、熟知した人物が雇われているようだ。そうでなければ考えられないような犯罪が多くなってきている。初期の段階では、自動現金振り込み気が使われたのだが、警察の取り締まりが厳しくなって、世間的にもATM機での振り込みに“注意”が呼びかけられて、詐欺集団は老人たちが直接振り込むことが難しくなったのを察知し、今度は“ロマンス詐欺”や“投資詐欺”のような新たな手口で、搾取するマニュアルを作成しだした。結局、警察と犯罪者集団とは“もぐらたたき”のような形で、どこまでも身を潜めて潜伏するアジトを突き止めた時には、既に高跳びしているなど、新たな詐欺との“追いかけっこ”を繰り返している。
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