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今日の迷言・余言・禁言

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3日間で「医療費3370万円請求」するアメリカ


アメリカの医療費が日本と比べて“高い”ことぐらいは誰でも知っている。知ってはいるが、それにしても「高額すぎるだろう」と驚くのが、日系人のセイコ・バンドウ氏(当時56歳)に送られてきた医療費の請求書だ。彼女は激しい疲労感に襲われて近くの医療機関で健康診断を受けた。その結果、心拍数が異様に低いことが判明、すぐ救急車によって専門病院であるクライスト病院へと運ばれた。すると心臓内科医から「ペースメーカーが必要です」と告げられ、そのまま入院して、翌朝には手術が行われ、無事手術は成功した。そして、その後も問題なかったので翌日には退院してきた。ところが、その5か月後になって医療法人から請求書が自宅に届いた。その請求書には100項目がリストアップされていて、保険によって賄われる金額を差し引いての請求額が224,587ドル(日本円にして約3370万円)に達することが記載されてあった。もちろん、こんな金額は「間違いだろう」と問い合わせたが、そうではなかった。そこで医療保険金などのコンサルタントを通じて交渉を重ねた結果、ようやくこの病院が“不適切な請求”をしていることが判明し、不当な金額の支払いはせずに済んだという。アメリカは日本とさまざまな点で“医療費制度”が異なっているが、いちばんの問題は各病院が独自の医療費を定めて良いことになっている点だ。日本のように、どの病院へ行っても、基本的な料金が変わらない国ではないのだ。各病院ごとによっても異なるが、各州や地域によっても金額的な違いがあり、ニューヨークのマンハッタン地区がもっとも医療費が高い。金持ちが暮らす中心地域で地価が高く、それに連れて医療費が高いのかもしれないが、それにしても初診料だけで何万円も取る。いやマンハッタンの場合は何十万円も取る。それが当たり前なのだ。特に「救急外来」の医療費はべらぼうに高い。救急の場合、支払い能力のない人であっても、奇妙なヒューマニズムを持っているアメリカ人は“受け入れる”ので、その分を一般の人たちから“高めに請求”しバランスを保っているらしい。緊急入院したような場合、何一つ薬を投与しなかったとしても“経過観察代”というものを1時間につき10万円とか20万円とか取られることが稀ではない。したがって緊急入院から何日間も入院していた場合、途方もない請求額を突き付けられることがあるのだ。この高額医療費の問題に関しては、昔から議論の的ななっているが、いまだに解決策を見いだせないでいる。このようなアメリカの事情を知ると、我が日本の医療制度はなんと素晴らしいのだろうと称賛したくなる。
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