「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


“48人”では足りなかった殺人が“11人”追加の怪⁉


ロシアで1992年から2006年までの間に48人を殺害したとして“終身刑”を宣告され、服役中の連続殺人犯アレクサンドル・ピチュシキン(50歳)が、他にも「11人を殺害した」と“追加告白”して注目を集めている。48人だって十分すごいのに、これでは不足だというのか自ら11人の“追加”を申し出ている。そんなこと言われても、バーベキューじゃないんだから、どんどん追加されても、歳月が経っているので死体発見や証拠品の発見は容易ではないことだろう。昔から「連続殺人犯」というものは存在するが、これほど大量の殺人はなかなか類を観ない。実は、この犯人、元々狂っているのか、チェスの升目である“64”の殺人を目標としていたらしい。現在まで、未遂に終わったものが3件報告されているので、それらを合わせれば51人、そして今回の告白が真実なら11人が加わり、62人となる。64まで2人足りないので、もしかすると“もう2人の未遂事件”というものも存在しているのかもしれない。ともかく、これによって彼の目標とした“64人”は達成できたことになる。もちろん、今回の告白は「嘘」である可能性もないではない。ただ「死刑」ではなく「終身刑」であるので、人数的に増えようと現状などに変化はなく、法的に死刑となることもない。だから「引き延ばし作戦」で“新たな殺人の告白”を行ったわけではない。それにしても、昔ならともかく現代のように情報網が発達した時代に何十人もの大量殺人を連続して行うというのは、よほどの“狂った部分”と“精緻な頭脳”がなければ出来ることではない。なぜなら、何軒かの“似たような手口”が続いたなら、当然ロシアの警察がその面目に賭けても犯人逮捕にこぎつけようと警備を強化していたはずだからだ。それを網目をかいくぐって犯行を犯し続けるとは、そういう優秀な頭脳を、どうしてもっと世の中のために使えなかったのか。それにしても、一気に行われた大量殺人ではなく、計画的に徐々に殺害していく形の大量殺人は、いったい歴史上で誰がいちばんなのか。彼には“罪滅ぼし”として獄中で「推理小説を書き続けること」を命じるのが良いような……。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言