「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


73人死亡「第2の人民寺院事件」が起きた⁉


若い方達は知らないと思うが、1978年に南米のガイアナで“人民寺院の集団自殺事件”というのが起こった。新興宗教の教祖が「魔の手から逃れるため」と称して“集団自殺”を指揮したのだ。なんと918人もの人たちが、それに応じて亡くなった。今回の事件は、その時の事件と“重なり合う”部分が多い。ケニア南東部マリンディ近郊の森にカルト教団「グッドニュース・インターナショナル教会」がある。その教祖ポール・マケンジー・ヌセング容疑者はいったん保釈されていたが、15日になって再逮捕された。彼自身は自らの容疑を否定し、教会は2019年に閉鎖していると主張している。ただ次々と土葬されていた遺体は見つかっていて、現在は73遺体に増えている。森が広大で広いため、果たしてこれで全部なのか、まだまだ存在しているか判らないという。どうして、このようなことになってしまったのかというと、教祖が「餓死すれば天国に行けてイエスに逢える」と教えていたからだ。一部の“救出されたメンバー”から事件が発覚し、強制捜査によって多数の墓標が見つかった。ただ森が広大なため、これが全部なのか、その一部に過ぎないのか、判別できないのだ。この場合、毒殺などと違って“餓死”を「殺人」とみなせるかどうかは極めて難しい。多くの信者は“強制された”というよりも、純粋に信仰心の強さを発揮し“餓死を択んだ”可能性が強いからだ。もっとも、子供たちも多いので、実質的には“強制している”ことは間違いがない。ただ埋葬の仕方を見ると、家族は何人でもまとめて“一つの穴(墓穴)”に収まっている。死後になって家族たちが皆一緒に“天国”に向かい“イエス様に逢える”という願いがこもっているようだ。つまり、それくらい純粋な信仰心の強い人達が多く集まって来ていたのだ。いまのところ、ヌセング容疑者の目的や真意は解かっていない。ただ容疑者がここにきて“急に言い出したこと”ではなくて、以前から“そういう説教”や“呼びかけ”を行っていたことは間違いがないようだ。何となく死者たちが哀し過ぎる……
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言