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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


7800万円もの年収で「詐欺を働く」精神が怖い‼


日本人が通常の仕事で7800万円もの年収を得るのは容易ではない。多分“雇われる形での年収”としては最高額の部類ではないかと思う。それなのに、水原一平は不満を持っていた。雇い主である「大谷翔平氏の口座」から“26億4000万円もの不正送金”をさせた詐欺裁判の中で、被告は「自分は24時間対応で休みは年末年始の4日間だけだった」と不満を述べている。確かに、日本とアメリカでは時差があるから、ときどき“日本とのやりとりもしなければならない”彼にとって、ストレスが溜まっていただろうことは解からなくもない。けれども、裁判で明らかになった彼の報酬は、日本人としては破格のものである。もちろん、大谷翔平という人物の収入から考えれば、必ずしも“好待遇”とは言えないかもしれないが、それを差し引いても7800万円は“通訳・マネージャー・付き人”の三役を行う報酬として、決して少ないとは言えず、不平を漏らすような金額ではない。彼は何を勘違いしたのか。確かに、彼は大谷翔平の“すべて”を把握していた。あらゆる交渉事にも通訳として同席し、手助けしていたので、勘違いしやすい環境に在ったことは否めない。そうは言っても、いくら物価の高いアメリカの暮らしと言っても、7800万円あれば優雅な暮らしができる。そのうちの半分、いや三分の二だけ「ギャンブルに回す」という生活に変えれば、大谷の金に手を付けるほどの借金にはならなかったはずだ。多分、巨額の金が動く世界の住人と“常に行動を共にしている”うちに、水原一平の金銭感覚は「狂っていった」に違いない。或る意味では、何百万とか、何千万とかの金額も“たいしたお金”に思えなくなってしまったに違いない。そうは言っても、それは“自分のお金”ではなく“雇い主のお金”だった。もし彼が、もっと“職業意識の強い人間”であれば、その辺は上手く分けられたに違いない。或る意味では、彼の職業意識の乏しさが、金銭感覚を失わせたのだ。彼は自分から進んで「アメリカに行く」ことを望んだ。日ハムの通訳だったころから「だれでも良いからアメリカに同行させてくれ‼」とアピールしていた。彼の望みは叶ったのに、そうして“高収入の通訳”という望みも叶ったのに、通常の金銭感覚を失ってしまったことで「アメリカでの刑務所暮らし」が確定となった。求刑は57か月の懲役刑だ。
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