私など“80代”でもすごいと思うのだが、その80代では2600人が働いているという。そして“90代”で300人が働く。しかも全員が女性達である。神谷知子執行役員によれば、その80代から90代の“仕事人”たちに「目標は?」と尋ねると、いずれも即答してくるという。常に目標があり、それを達成しようと意欲的なのだ。高齢女性たちが多数働いている企業として海外からも注目を集めているのが「ポーラ化粧品」である。私がまだ小学生の頃からTVでCMを流していた企業だ。あの頃、それ以外の化粧品メーカーを一切知らなかったが、何故か「ポーラレディ」というCMの言葉が耳に残って知っていた。子供心に“高級な化粧品”のイメージがあった。他のメーカーもCMは流していたと思うのだが「ポーラレディ」のインパクトが強すぎて記憶にないのだ。まさにその「ポーラレディ」こそ、90歳以上300人の全国に散らばった女性たちなのだ。仕入れ資金や在庫のリスクがないということで、誰でもいつでも始められる。多分、他に雇ってくれるところがなかったから始めた女性達もたくさんいただろう。ここでは“個人事業主”として最初から尊重される。高齢の女性でも、最初から尊重して雇い入れてくれる企業など滅多にない。彼女たちが感謝の気持ちで働きだすのは当然かもしれないのだ。そして、化粧品というのは、いったん受け入れると余程のことがない限り継続して使い続ける。だから、仕事も継続していく。お客様が必要とする限り、その化粧品を届けるのが自分の役目だと思うのは当然である。つまり「自分は必要とされている」という意識が仕事を継続させる。そして“生きがい”にもなっている。しかも、良いことには、自分と同じような年齢の人達が多数働いていることだ。全国に散らばっているライバルたちに負けるわけにはいかない。この奇妙ともいえるライバル心が、80代や90代の女性達を動かしている。女性達というのは、男性よりもライバルの動きに対して鋭敏である。“負けず嫌い”の意識が、高齢となっても働き続けるのだ。おそらく男性たちなら、もはや闘争心を失っている年齢だが、女性はそうではないのだ。こうして“現役”で“ライバル心”剥き出しの90代女性達が、今日も火花を散らしている?
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