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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


95歳で「世界新が三つ」60歳から始めた平泳ぎ


なんの分野でも“世界新記録”というのは、そうそう打ち建てられるものではない。しかも、この女性は“世界新”を打ち建てた水泳を60歳になってから開始しているのだ。そこがすごい。子供のころからやってきて、その結果として“世界新記録”まで辿り着いたというのではなく、60歳になってから開始して、国内記録はだいぶ前に達成していて、一応、そこで“終わり”のはずだったのだが、そのためいったん止めていたのだが、どういうものが5年のブランクを経過しているのに「こんどは世界記録に挑戦したい」となったらしい。そこで、改めて水泳を開始して、あっという間に「世界記録達成」ということとなった。時々、こういう“余生”ともいうべき頃になって、ぐんぐん力を発揮していく人たちがいる。木村悦子氏は95歳で一人暮らしだが、炊事も洗濯も掃除も、すべて一人でやっていて、人の助けを借りるということがない。だからこそ、自然に体力がつき、ブランクがあっても力が衰えなかったのだろう。そういう意味では基礎体力を保ち続ける意味では、家事全般というのは有効な手段と言えるのかもしれない。今回の記録は平泳ぎの部門で50m、100m、200mの三種目だ。まあ、考えてみれば、記録は関係なく95歳で200m泳ぎ切れるということ自体がすごい。若い頃から、経済的な理由で、毎日、仕事を掛け持ちで頑張り続けていたらしい。おそらく、そのことも、基礎体力が保ち続けて居られた理由かもしれない。だから、そういう意味では、子供時代も大人になってからも貧乏の中で育つというのは、或る意味で“基礎体力を高める環境”を与えられていた…ということで、人間、何がプラスになるかわからないものなのだ。おそらく、どんなに恵まれた環境でスポーツの王道を歩んだ人であっても、高齢になっていくと、基礎体力が落ちて記録を伸ばすことなどは出来ないだろう。彼女は環境に恵まれずに、90代まで来てしまったことが、結果的に体力を失わずにいられた一番の理由となった。だから、何ごとも“環境のせい”などという理由は“ごまかし”に過ぎない。どういう環境からだって、素質と根性のある人は伸びていくのだ。
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