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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「盛岡市」に続いて「山口市」で……次はどこ⁉


どうも海外誌(紙)の“格付け”というか“順位”というか、メディアが取り上げる基準というものがよくわからない。ニューヨーク・タイムズと言えばアメリカを代表する報道機関だが、その「2024年に行くべき52カ所」の中の三番目に日本の「山口市」が入って俄然、注目を浴びている。日本人でさえも観光地としての「山口市」というのはあまり馴染みがない。パリなどと並んで“紹介すべき場所”なのか、いささか理解に苦しむ。ところが、実は昨年もニューヨーク・タイムズは「盛岡市」を二番目に持って来ていた……ということを知れば、なんとなく、その選び方に統一性があるような気がしてくる。どう考えたって、盛岡市も観光地として“強力に推す”ようなところには思えない。たぶん、この編集部には“そういう場所の発掘”に興味を持つマニアックな人物がいるに違いない。ただ「山口市」自体は、観光地としてこれまで“低評価過ぎた”きらいはある。世界的なメディアが、こうして取り上げていくことで、日本の“それほど知られていない地域”が世界的に脚光を浴びるのは良いことだ。もっとも事前に何の声掛けもなかったらしく、山口市自体は困惑している部分もある。国宝の五重塔は修復中で今年は見ることが出来ない。「2024年に行くべき……」と言って推薦するなら、その辺、ちゃんと調査してから推薦して欲しい。何しろ外国人に対しての“受け入れ態勢”が万全ではない。湯田温泉はあるが、その宿泊施設は限られている。もっとも、盛岡市を推薦したくらいだから、宿泊施設などは最初から意識していないのだろう。要するに、世界のどのメディアでもまだ“取り上げられていない場所”を紹介することに意義を見出しているに違いない。そうだとすれば、来年は“日本のどこ”が取り上げられるのか、それはなかなかに興味深い。きっと、われわれ日本人も「へえー、そこなの⁉」と思うような場所が入って来るに違いない。日本人は注目していないが、言われてみれば“それなりに見栄えがする場所”であるに違いない。そして、それを探し出している人物は、きっと今年も何度か日本を訪れ観光客の少ない地域をめぐって「ここなら、まだ誰も目を着けていないだろう」と一人悦に入りながら、その観光地で今年2~3泊していくのに違いない。
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