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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


《「運」も才能のうち》という言葉の“真意”


わたしが以前から心配しているプロ野球選手がいる。ロッテの佐々木朗希投手だ。12球団で唯一“契約未更改”となっていたが昨日ギリギリとなって「合意した」と本人側、球団側、双方から報告が示された。ただ、その内容に関しては「近日中の記者会見」で明らかにするということで、どうも判然としない。この件に関しては、さまざまな憶測が流れている。本人だけでなく、スポンサー企業の代理人、そして母親が“交渉”に加わっているとされ、そのためもあって問題を複雑化しているようなのだ。いちばんの問題点は、本人側が“メジャーリーグ熱望”で、球団側が“条件提示をしている”ことで、本来なら“その部分”を交渉によって詰めていくところなのだが、本人側が条件提示を拒否して「とにかく行かせろ‼」の一点張りである点にあるらしい。アメリカのメジャーリーグは、日本と違って、体力勝負の部分が大きい。何よりもタフでないと活躍し続けられない。一つには国土面積の違いから、あちこち動かないとならないからだ。日本でも“移動”はあるが、その動く距離間は小さい。またアメリカの場合、スケジュール日程的にも余裕がない。だから怪我をしやすい。日本からアメリカに行った選手のほとんどが怪我や故障を経験している。そして即手術のケースも多い。つまりアスリートとしての基礎体力を必要とする。佐々木朗希投手は「令和の怪物」と言われ、いろいろ記録を打ち建ててはいるが、一年を通じてコンスタントに働いていない。ダルビッシュや松坂や大谷などの選手に比べ投球回数が少なく、体力的な不安が解消されていない。年齢的にもまだ22歳で“メジャーの規定”から、すぐメジャー昇格はムリなのだ。だから球団側としては“メジャーに行かせる”こと自体は問題ないのだが、もう一年くらい日本で基礎体力をつけてからでも遅くないと留意している。わたしは運命的な観点から彼は急がない方が良いと思うのだ。正直に言うと、彼は素質、才能は確かにあるが「運」という点で“眼を見張るほどのもの”を持ってはいない。したがって、こういう人が力を発揮するためには、あまり急いではいけないのだ。身体も何となく“デリケートな部分”を持っているような気がする。アメリカは“デリケート過ぎる人”は大成しにくい。ワインと同じように、もう一年くらい熟成させてからでも遅くないと思うのだが……。
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