「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「娘の内縁夫」が首謀者だった「救いなき終」


顔面に袋をかぶせてガムテープでぐるぐる巻きにし、山中で火を点け償却するという“残忍さ”を伴った事件は、結局、実の娘の“内縁夫”が首謀者という哀しい結末のようだ。「働きバチ」ともいうべき両親との間にどういう衝突があったのか知らないが、少なくともその殺害方法は“やくざ”のようなむごい手口で、もし実の娘が絡んでいたとしたなら、あまりに哀し過ぎる。創業者が事業によって大きく成功した場合、そして役員を“創業者一族”で固めていた場合、しばしばその一族間での対立が起こる。そういうケースは珍しくない。だいたいが創業者があっという間に事業を拡大していく場合、ワンマン経営になるのが普通で、時としてはかなり“強引な手法”を発揮していることも多い。それだけに身内から“敵対者”が出てきて、何かしらの恨みや反感を買っている場合も多い。おそらく似たような部分を宝島龍太郎夫妻は持っていたに違いない。ほんとうは「剛腕型の創業者」は身内は少数に止めて、外部からの役員を増やした方が、敵対視されずに済む場合が多い。ところが“強引な手法”を推し進めたい創業者は、経営陣を全部身内で固めた方が“言うことを効かせやすい”意識が強く、外部からの人材を加えない場合が多い。経営が順当で内部に乱れがない時はそれで良いのだが、従業員が多くなって“昔からのやり方”に不満を抱く者が多くなると、身内内部からの亀裂が生じてくる。表面上、役員会議などでは“強引な手法”が通っても、秘かに敵対者の中に“野望を抱く者”が出てくると、事態は一変する。今回の首謀者が、どういういきさつから“義理の父母”を殺害したか解からないが、その“殺し方”から観て、相当に恨みや反感を抱いていたことは間違いがない。それが、夫のみのことだったのか、それとも妻であり娘でもあった人物も加担していたのか、たぶん実の娘が「まったく知らなかった」ということはなかったはずなので、どこまで娘は把握していたのか、最初から計画を共にしていたのか……いずれにしても“急ぎ過ぎた拡大経営”は、あまりに悲しい結末を迎えて終わった。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言