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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


その仕事・職場だけが「人生の全てじゃない」


兵庫県の斎藤元彦知事に関して、これまであまり“大きな報道”になっていなかったことがクローズアップされつつある。知事が行って来た“パワハラ行為”などを、今年の3月に内部からマスコミなどに告発した元幹部職員が、その後三か月の停職処分を受けて、なぜか今月7日に自殺してしまったのだ。それを受け、労組などから知事に対して「辞職を含む責任ある対応」を求められていた知事は昨日「辞職はしない」との会見を行ったようだ。わたしは、この問題に対して、それほど深く内部事情を知らないので、この知事の在り方が、良いかどうかは正直よくわからない。ただ、明らかに“傲慢で権威主義的な人物”であることは感じられる。昔から、内部告発というのは難しいもので、特に、その後の“職場での対応”が本人も、その周りの人たちも、共にぎくしゃくしがちな傾向が見られる。わたしは前から思っているのだが、内部告発をする場合、いざとなったら、その職場を“辞める覚悟”が出来ていることが条件的には必要だと思う。内部告発を行うということは、その職場や上司・経営者に対して“大いなる不満”を抱いているということで、たいていの場合には“正義感の強い人”である場合が多い。過去の例証から考えるに、その後において告発された側の上司とか経営者とか会社側とかが、告発されたようなことを“100%改めた”というようなケースはほとんどない。裁判にでもなって、勝訴し、明らかに司法や世間が味方に付けば別だが、そうでもない限り、ほとんどの場合には「一応、少なくなった」程度の変化があれば良い方だと思われる。したがって、内部告発を行いながら、そのまま今まで通りその業務を継続するのは実際にはなかなかに大変なのだ。ところが、この種の告発者たちの多くは、その職場を去らない。その職場を去ることは「負けを意味する」という風に受け止めるのか、よほど追い詰められなければ去って行こうとしないケースが多い。運命学的な観点から言えば、こういう時には環境を変えた方が、はるかに好結果に結び付く場合が多い。職場環境を変えることで心身ともリフレッシュできるし、新たな人たちとの交流によって救われることもある。「正義」にこだわるのは、少なくとも運命学的観点からは、良いこととは言えない場合も多いのだ。いったん引いて外部から“再告発する”という手立てもある。「正義」だけで自分の人生を狂わせてはならない。
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