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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「窓から転落する」と母親は「神に感謝する」


「九死に一生を得る」という言葉がある。通常なら死んでしまうような状態の中で、死なずに済んでいた過去を物語る表現だが、多くの人は、そういう経験をすると「神仏の存在性」を感じたりする。特に、母親が自分の子供に対して、そういう想いを抱くケースは多い。ここに奇妙にも、両方とも今年の5月に“似たような体験をした母親たち”がいる。その一人であるエレーヌさんの場合は、自分の自閉スペクトラム症を患っている息子エンゾ君(4歳)が、自宅マンション16階の窓から転落してしまった事件だ。息子は何らかの偶然から自室ドアの鍵が掛かって出られなくなってしまったことで発生した。息子は激しく泣きわめいていたが、父親が強引に錠を壊して扉を開けた時には、もう居なかった。パニックになったエンゾ君は窓を開けて外に飛び出してしまったのだ。当然、4歳児は43m下に転落した。ただ1階が薬屋になっていて、その薬屋の屋根には芝生が敷き詰められていた。それが4歳児を救ったのだ。すぐパリの小児科病院へと運ばれ、5日間にわたって精密検査を受けた。その結果、腎臓と肺に少量の出血は見られたが、それ以外は足にかすり傷を負っただけで大丈夫だったのだ。担当した医師は、母親のエレーヌさんに向かって「まさに奇跡です」と報告した。彼女は「これまで神様とか信じたことはなかったが、いまは信じています」と語っている。同じように5階のビルから転落して重体となっていた20歳の女優メイミー・ラバロック氏の母親は、娘が車椅子から独りで立ち上がって歩行訓練を始めたと写真付きで報告している。女優メイミー氏の場合は元々救急搬送されてきた病院で何とか病状を回復し、転院しようとしていた矢先にバルコニーの通路から路上に転落したとされている。自殺だった可能性もある。けれども、重症ではあったがリハビリで歩行訓練ができるまでに回復したのだ。母親のニコールさんは「神様のおかげで娘が生かされたことを感謝します」と綴っている。偶然にも、今年5月に転落して奇跡的に生命を救われた二人の命は、その母親たちの“神への感謝”の中で希望への第一歩を歩み始めている。
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