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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「柔道」から商売「スキー」から営業に変身⁉


パリ五輪の記憶が冷めやらぬ中で、ひと昔前、オリンピックで活躍し「金メダル」を得た人たちのその後はどうなっているのだろう……と思っていたら、二つのネット記事を見つけた。その一つは柔道の方で「金メダル」を得た松本薫氏の“その後”の姿であり、もう一つはスキー“モーグル”の方で「金メダル」を得た里谷多英氏の“その後”の姿だった。現在36歳となって、ふたりの子供の母親でもある松本氏の方は“アイスクリーム屋さん”を営んでいた。アイスクリームは国境を越えて誰からも愛される食べ物で、そこに“やりがい”を感じるという。彼女の場合には、鼻脇からの法令線がクッキリとしているので、独立自営で店構えをする商売が合っている。柔道家としては、その“気迫に満ちた顔貌”もウリの一つだったが、アイスクリーム屋さんの制服となった今は“明るくさわやかな笑顔”に変わっている。もっともそれだけが仕事ではなく、依頼された各種マスコミなどからの仕事もこなしながらの商売のようだ。一方、既に48歳となっている里谷氏の場合、選手時代から縁があったフジテレビに入社して、主にイベント関係の営業職をこなしているようだ。オリンピックでは、事前にあまり騒がれることもなく、あっという間に「金メダル」に到達した印象でもあり、その点で“切り替え”が難しかったのではないか…という気もするが、いまでは完全にフジテレビの社員としての意識というか、裏方的な雰囲気というか、そういうものが身に付いている。オリンピックというのは、或る意味では残酷なもので「金メダル」は確かに栄誉だが、それだけで一生安泰というほど世間は生易しくはない。その後に“その道の指導者”を志向する人たちも多いが、まったく別の世界に“人生の舟”を漕ぎ出していく人たちもいる。そうしてからの方が長いのだから、それまでと同じ意識で居たなら、戸惑ったり、挫折してしまうようなことも多いに違いない。一般的には精神的には“強い”人たちに多いが、スポーツ一筋で“不器用な人たち”も多い。それだけに“生れ変った意識”を持たないと、新たな分野では活躍できない。これはアスリートたちだけでなく、誰でもがそうだ。自分が培ってきた分野には自信があるが、そうでないものに対しては急に弱気になる。それでも“生まれ変わる意識”に切り替えることが出来れば、焦りさえしなければ、人は十分に“そこ”で花開かせることが出来るものなのだ。
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