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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「日本の若者」より病んでいる「韓国の若者」


最近の“若い人たち”を視ていると、だいたい二つに分かれる。その一つは、きわめて健康的というか、健全というか、恵まれてすくすく育った感じの人たちだ。とても“ヘンな言い方”になるが、どこに出しても恥ずかしくないような人達だ。もう一つは、自ら“未来への希望”を失ってしまったかのように、ヤル気を失ったような人達だ。奇妙なことに十代半ばくらいから、その二つのどちらかに分派していく。この状態を、もっと極端に解りやすく、統計として表しているのが日本ではなく“韓国の若者たち”だ。おそらく、日本の若者たちよりもずっと韓国の若者たちの方が病んでいる。それを示すかのように、韓国において15歳から29歳の“何もしていない”若者たちが急速に増え始めているのだ。そういえば、韓国は日本以上に“恵まれた若者たち”と、そうではない若者たちとの格差が激しい。近年になって特に、韓国では“世界的に活躍するアーティスト”などが増えた。アスリートも増えた。さらにはIT分野に関わる特異な覇者も増えてきた。その一方で社会から脱落していく若者も多い。もちろん日本でも、欧米でも、そういう人たちは居るのだが、より鮮明に表れているのが韓国社会だ。現在、韓国では15歳から29歳の若者で、病気や障害を持っているのではなく仕事を“休んでいる”若者たちは昨年より4万人増えて、44万人も居る。この人達の中には「今は求職の意志がない」という人たちが76%もいるのだ。本来であれば、仕事をせず、焦りの意識なども生じやすい年齢のはずなのに、求職せず「休んでいる」ことに満足している若者が多くなってきているのだ。それは韓国社会が子供時代から“競争社会”としての色合いが強く、子供達の受験に対しては「白バイが先導している」という事象一つとっても感じずにはいられない。まるで大人社会の方が「人生は受験で決まりますよ」と教えているようなもので、それ以外の選択肢が“存在していること”を教えようともしない。きわめて偏った思想が蔓延している。運命学的に言えば、受験でのつまずきなどいくらでも取り返せるし、人生の成功とか失敗とかは若者たちが思うほど単純ではなく、実際には晩年になるまで本当のところは解からないという真実もある。少なくとも、日本ではまだ韓国のような“単純な捉え方”で大人社会が観ていないことが“救い”のような気がする。
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