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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本の育休制度「世界一」だった…と言われて⁉


ときどき「信じがたい事実」というのが公表される。もちろん、ユニセフの調査だから間違いではないんだろう。だけど、どうしても本当なの⁉って思ってしまう。日本の「育休制度」が“世界一”だという話だ。いつの間に、日本は“そんな立派な国”になったんだ。ほんとうだろうか。やっぱり疑ってしまう。日本の「育休制度」の中で「産後パパ育休」が正式採用されたのは2022年10月からなのだそうだ。だから、まあ“世界一”と言っても最近の話で、それも一応というか、基準としては…とでもいうか、実態が“それ”について来ているかどうかは微妙なのだが……。ともかくも「世界一」は良いことだ。最近の調査によると、民間企業で男性が実際に“育休”を活用する確率は22年度が17%で、23年度が30%と急上昇している。「みんなが取るなら自分も取る」みたいな日本人的発想で、あっという間に普及していきそうな勢いではある。ただ「育休期間」の規定はないようで、ようするにそれぞれの企業や職種によっては一律には出来ない、ということのようだ。まあ、男性の“育休期間”は確かに難しい。大昔の記憶を辿ってみると、わたしがまだ会社勤めをしていて、娘が産まれた時、妻は実家の方の病院で生んでいて、数週間ほど向こうに居た。だから、わたしは娘の出産には立ち会えなかったし、出産後も黄疸症状があったので隔離病棟に居て、すぐ抱き上げることも出来なかった。実際に娘を抱いたのは3週間以上経ってからだったように思う。昔はそういうケースが多かった。言ってみれば、こと出産に関しては「男は蚊帳の外」みたいな雰囲気があった。それでも、実際に実家から戻ってくると、嫌でも“育児”を手伝わなければならない。何をどうすれば良いのか、最初のうちは手間取ったが、慣れて来ると“おしめを取り換える”作業とか“ミルクを与える”作業とか“湯船に入れる”作業とか、それなりにコツが掴めていった。そうは言っても、わたしの頃は育休などないから、夜中に“ミルクを与える”役割は、なかなかに大変であった。そういう意味では“良い時代”になったものだ。ただ、まだ30%の男性しか活用していないのはちょっともったいない。どのくらいの期間が妥当なのかはわからないが、経験的には3~4か月休めば十分な気はする。まあ、だけど、そういう感じで夜中起きてミルクを与えていた娘も、成長してしまえば“なんの音沙汰”も無くなる。だから、まあ男性たちは育休期間を上手に活用して、女性の子育ての大変さを理解できれば、それで十分な気もするのだが……。
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