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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


その人の“何”が幸運を授けるか「神のみぞ知る」


人間というのは、本人が「自分のことを一番よく知っている」と思いがちなものだが、こと“自分の魅力”というものに関しては、明らかに“他人からの眼”からの方が的を得ていることが多いものだ。というよりも、自分の“魅力”というのは、実際には自分自身で見つけ出すのは難しいように思う。女優で歌手でもある薬師丸ひろ子氏が現在、精力的に“歌手”として全国ツアーを行っているようだ。この人は少女時代に役者としてデビューし、そのついでと言っては申し訳ないが、映画の主題歌も歌った。それが意外なほどの反響を呼び、歌手としての素質が花開いた。本人がどう思っているか知らないが、少なくとも世間的な評価としては、間違いなく最初に「女優」が来て、その後に「歌手」がくる形で誰もが記憶しているはずだ。ところが、歌手としてのTVなど出のステージは決して多くないのに、その歌声は印象的で、だれもが癒される。心地良い声とでもいうか、いつの間にか人の心に忍び込んで来る“不思議な歌声”の持ち主だ。そのせいか、いつの頃からか、この人は“歌手”としてのステージも大切にするように変わった。多分、そんなに宣伝しなくても、客席が埋まるからだろう。私生活では、いつの間にかカメラマンA氏と事実婚をしているらしく、このほど昔の住居を取り壊して、新たな“終の棲家”を建設中らしい。多分、今では“女優”としての収入よりも“歌手”としての収入の方が上回っているに違いない。このようなケースは稀ではない。自分の本来の仕事ではない部分で脚光を浴びていく人たちだ。彼女とは逆に、最初は歌手としてステージに立ったが、いつの間にか“女優”としての仕事の方が本格的になってしまう人たちだ。小泉今日子氏や南野陽子氏や夏木マリ氏などがその典型だろう。その人の中に“眠っている素質”は、実際のところ本人よりは“見抜く眼”を持っている人の方が、素早く察知する。もちろん、これは歌手とか女優とかの話だけでなく、一般社会においても、さまざまな職種や分野においても言えることである。自分のことは自分がいちばん良く解かっていると思うのは、こと“自分の魅力”という点においては正しくはない。ただ、その“魅力”を引き出すことが出来るかどうかは、最終的には、神がそのチャンスを与えるかどうか……に掛かっている。
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