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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「地球(世界)」が「一つになる」のは良いこと⁉


米動画配信大手であるネットフリックスが先頃2024年7月~9月の決算内容を発表し、売上高、最終利益、有料会員数ともに“過去最高”になったと報告した。それだけ「ネットフリックス」の名前が浸透し、世界各国での視聴者が徐々に増えてきているということだろう。近年はSNSやYouTube動画の影響で、どのようなジャンルであれ、ヒットするものは“その国”だけにとどまらず、世界的に人気を得たり、関心を持たれたりする。或る意味では、それを如実に証明しているのが、このネットフリックスの市場規模拡大なのだ。だが、果たしてそれは“良いこと”なのだろうか。地球が、世界が、ひとつにまとまっていく……と考えれば、良いことのようにも思うが、果たしてほんとうにそうなのだろうか。たとえば、現在では“日本の漫画・アニメ”を観て幼少期を過ごした人たちが世界に何千万人も居る。いまや、日本の漫画やアニメは“日本人”だけのものではない。何が言いたいのかというと、日本人ではなくても、日本には居なくても、幼少期に“日本の漫画・アニメ”を観て育っていけば、当然のことながら、そのものの考え方とか、感じ方とか、反応の仕方とかは“日本風な部分”が与えられていく。別に意識していなくても、幼少期に刷り込まれた記憶は、その人の人格形成に強い影響を及ぼす。われわれだって、ディズニーの漫画・アニメの影響が少しは入っている。子供の頃の影響というのは、潜在意識と一体化しやすい。つまり、わたしがちょっとだけ心配するのは、ネットフリックスに影響されて育っていく“子供たち”が今後は増えていくに違いないということ。それは、一言で言えば“アメリカ人的な感性と発想”をもたらすということ。そして、その“アメリカ人的な感性や発想”というのは、今後の地球にとって、或いは世界にとって、好ましい在り方なのだろうか。欧米人も、アジア人も、中東人も、アフリカ人も、みんなが“同じような考え方”“同じような生き方”に向かうということが、果たしてほんとうに地球の今後にとって、望ましい姿なのだろうか。別に、アメリカ人が“悪い”とか“危険”だとかいうつもりはないし、少なくとも経済的には“アメリカ的発想”は“豊かな世界”に向かうのだと思うが、果たして、それが“未来の幸福”とイコールで繋がっているのかには、多少、疑問符が付くのだ。
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