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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「初心」忘れた「立花孝志氏」危ない綱渡り⁉


わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い・悪い”はともかくとして、まことに興味深い。N党を率いる立花孝志氏のことだ。最近は何にでも“首を突っ込む”ような傾向も窺われて「目立ちたがり」な印象もある。ただ、その生命力の強さというか、エネルギッシュな発信力というか、或る意味で“現代を象徴する人物”の一人と言えるかもしれない。もっとも、最初に世の中に出てきたときには「NHKをぶっ壊す」というスローガンを掲げていて、確かに旧態依然としたNHKの体質には不満を抱く人が多かったから、そういう点から彼の主張に共感した人たちも多かったように思う。けれども、何回も党名を変えたり、内部的な問題が表沙汰となったり、主義主張がコロコロ変わっていくような印象を受けたりしているうちに、その初期に彼を支持していたような人達の多くは、もはや離れてしまったに違いない。日本人は基本的に“不真面目さ”を嫌う傾向が強い。そういう点から言って、いつの間にかこの人には“真面目に生きてきた人たち”からすると、どうも今一つ信じ切れない“危うさ”や“怪しさ”を感じさせるようになってしまった。いまや彼は政治家というよりも一種の芸能人で、何かと“お騒がせな人物”の印象が強い。このほど週刊誌で、彼の「税金滞納問題」が暴かれることになったらしい。もっとも彼自身は、それを隠しているわけでもなく「自分は、いつ自己破産しても良い」という“開き直り”とも言うべきスタイルでいるようだ。借金総額は12億円にもなるようで、まあ、借金もそれだけ出来ればたいしたもの……と感心してしまいそうな金額なのだ。政治家にも、いくつかの種類があって、彼は“破天荒型”とも言うべき政治家タイプだが、昔「政界の暴れん坊」とも言われた浜田幸一氏や「ムネオハウス」で有名になった鈴木宗男氏と多少似た要素がある。こういう人は政治家そのもので居るより、政治評論家とかコメンテーターとかの立場に立った方が注目度を集めるだろうと思う。ただ昔から、こういう人は自身の“財運”は乏しく、敵を持つことが多いのが特徴だ。今回も“税金の滞納”が表沙汰になるのは、今後の政治家としての資質としても影響してくることで、これからも微妙な“綱渡り人生”が続いていくに違いない。
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