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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


米の孤児院で育った少女はガーナで「女王」に⁉


人の運命は、わからない。アメリカのデトロイトの養護施設で15歳の時に出産した少女は、やがて、その25年後にアフリカのガーナの都市タマレにおいて、14世紀に建国された「ダグボン王国」の末裔である宗教的な指導者から「友愛の女王」という称号を贈られ、実際にその王国の女王として現在は暮らしている。彼女ケネディ・ジョンソン氏は幼い頃から親から引き離され養護施設で育った。そして、まだ15歳の段階で妊娠し、未婚のままで施設の中で出産し、女児を産んだ。こういう例はアメリカでは決して少ないことではない。ただ出産後に彼女は“血縁”というものに興味を持ち、DNA検査を受けた。その結果、自分はナイジェリアとガーナの血を引いていることが解かった。ナイジェリアもガーナも西アフリカの国である。彼女はふと「そこに行ってみたい」と思った。行動力のある彼女は、すぐそれを行動に移し、西アフリカへの旅に出た。西アフリカの大地は、彼女に「おかえりなさい」と歓迎してくれているように感じた。奇妙なほどの“安堵感”があった。この旅行から帰ってすぐ、彼女は、西アフリカ旅行に特化した旅行会社を自ら設立し、次々と新しい旅の企画を売り出すことに成功した。まるで何かに導かれてでもいるように、西アフリカとの関係が深まっていった。もちろん、彼女自身も何回もそれらの旅行に随行した。そうしているうちに、あるとき、どうしてもガーナ北部に「行かなければ…」という衝動にかられ、14世紀に建国されたという王国の長老と出逢い、すぐにその宗教的な指導者から「女王」の称号を贈られ、その街(王国)に留まることになった。なぜか王国の人々も彼女を“自分たちの女王”として崇め、彼女自身も、自分が“そこに留まらなければならない”ことを自覚していた。そして、あっという間に彼女は、その王国の女王としてさまざまな救済事業を行い、若者たちからは「粋な女王」の称号で親しまれている。いまや“身寄りのない15歳のシングルマザー”だった少女は、威厳あるアフリカの女王として、見事に生まれ変ったのだ。
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