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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


揺れる「韓国」「欧州」「カナダ」トップ交代


どうも、ここにきて、あちこちの国の政権が揺らぎ始めている。世界的にも注目されているのは「韓国」だが、実は韓国だけではないのだ。フランスは昨年だけで首相が4人も変わっていることをご存じだろうか。フランスの場合、大統領の国なので、マクロン大統領自体は何んとか継続しているから、あまり変わっているような印象を受けないのだが、実際には“内部崩壊”が続いていて、大統領がかろうじて政権を維持しているような状態なのだ。そのお隣りオーストリアでもファンデアベレン大統領が6日、中道系のネハンマ首相が辞任したことを受け、親ロシア派の党首に連立政権を樹立するよう指示した。ドイツの国内も揺らいでいるし、イタリアの国内も揺らいでいる。要するに欧州各国とも、経済が弱く、インフレにあえいでいて国民の不満が爆発しつつある。欧州ではないが、カナダでも状況は同じで、これまで十年近くも支持されて来たトルドー首相が、6日、支持率低迷を受けて早期に辞任すると表明した。だから、わが日本では石破政権が「いつまで続くか」と言われているが、それどころではない状態が各国にはあって、そういう意味で言えば、まだ「日本」は“頑張っている方(⁉)”と言えないこともない。どうして、こんなことになってしまっているかと言えば、いちばんは“経済問題”だ。世界各国とも、経済面で誰もが納得するような政策を打ち出せないでいる。現在は世界的なインフレ状況にあり、賃金高よりも物価高が上回りやすい。そして、もう一つは“格差の問題”で、各国とも格差の拡大に、格差の是正が追い付いていない。わたしは“SNSの普及”が“格差の問題”を、より複雑に、難しくしている…と思っている。どういうことかと言えば、今は誰でも“身近な人達の状況”を知ることが出来る。或る意味で“知り過ぎる”状況となる。だから、比較しやすく、不満が生じやすくなる。昔は、それほど他人のことは“解からなかった”から比べようがない。ところが今は何でも“すぐ判ってしまう”ので比べやすいのだ。だから、その“格差”というものを感じやすく、意識しやすい。昔だったら問題にならないことが、知ってしまうと不満が出てくるのは当然なのだ。ところが、この“格差の是正”というものは、ほんとうに難しい。政治家はみなそれぞれ努力はしているのだ。だが万人に平等など、出来るはずがない。出来ると思う“錯覚しやすい人物”が政治家を目指す。だからみんな窮地に陥って、苦しんでいる。ほんとうに“格差の是正”を目指す人間は、政治家になどなるべきではない。
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