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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「木魚」を叩けば、だれも傷つけずに済むのに


法政大学のキャンパス内で、社会学部の女子学生で韓国籍のユ・ジュヒン(22歳)が、ハンマーを手に持って後ろから次々と学生たちの後頭部を殴り、8人に怪我を負わせたのち取り押さえられ現行犯逮捕された。動機は判然としていないが、本人の供述では「仲間からイジメられ」日頃の鬱積を晴らそうとしたらしい。ただ教室内の出来事で、撮影された映像を見る限り、特定の相手というより、無差別に暴行を行っている印象が強い。ハンマーは木製だったから後頭部を殴っても怪我だけで済んだが、もし鉄製だったら、間違いなく多数の死傷者が出ていたと思われる。韓国のドラマなどを観ていつも思うのだが、突然、感情的になって相手を罵倒するとか、怒鳴りつけるとか、暴行するとかいうような場面が多い。どのドラマでも、必ずと言って良いほど“そういう場面”が出てくる。日本人なら、そんなに唐突に怒鳴りつけたり、罵倒したり、暴力を振るわないだろう……と思うような場面で、必ずと言ってもいいくらいに修羅場が訪れる。つまり、彼らにとっては、それは“通常の感情表現”のように描かれている。したがって、そういう環境で育った女子学生が、日本の大学に来て、いろいろと不都合を感じた時に、その感情の処理の仕方を上手く出来ていなかった可能性は高い。もちろん、だからといってハンマーで無差別に学生たちの後頭部を殴り付けるなど許されることではないが、日本の環境に十分適応できていなかったのは確かだろう。近年、日本にはさまざまな国から、さまざまな留学生や実習生が来ている。日本人はどちらかというと島国で鎖国期間も長かったせいで、外国人に対しての対応が必ずしもフレンドリーとは言えない。どちらかと言えば“よそ者を排除する”傾向は窺われる。したがって「郷に入ったら郷に従え」で自分から、その地域に“溶け込んでいこう”と努力するタイプの人は良いのだが、そうではなく“自分のスタイル”或いは“本国のスタイル”を維持していこうとする人にとっては“暮らしにくい国”となってしまう。身近に“似たような人達”がいれば“仲間”を得られるが、そうではない場合、孤立してしまいやすい。今後、増えていく可能性が強い留学生の“扱い方”として、招き入れる側にも十分な“受け入れ態勢”が整っているかどうか、改めて見直す必要がありそうな気がする。
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