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今日の迷言・余言・禁言

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「日本人6人もいる」ミャンマーの詐欺監禁拠点


世の中には、ちょっと“信じられないような話”というのがある。21ヵ国総勢6000名もの人物が拉致され「特殊詐欺」の訓練を受けている……というのだ。そして、その中には、日本から出向いて行って拉致された“日本人6人”も含まれているというのだ。今年に入って、中国人俳優の王星氏の恋人からタイ警察とタイ中国大使館の両方に「恋人の王星が拉致された可能性が強いので捜査してほしい」と連絡が入った。彼女は恋人がバンコクに到着してすぐ迎えに来ていた車に乗り込んだが、その後、タイとミャンマーの国境付近で急に連絡が途絶えてしまった……と状況を伝えたのだ。彼を迎えに来ていた車の走行位置から場所が特定され、その3日後になって、王氏は“丸刈り剃髪された状態”でタイ警察によって保護された。タイとの国境に近いミャワディという地域には犯罪組織の拠点があるということで、場所の特定が早かったのだ。もっとも救出されたのは王氏一人で、おそらく監禁されているだろう他の人たちは保護されていない。王氏の場合、SNSで“仕事上の招待”という形での連絡があって単身バンコクに行ったという。ずっと恋人と連絡を取り合っていたことで、早期に“救出願い”が出されたが、そうでなければ簡単には発見されなかったことだろう。何しろ武装組織がワンボックスカーで拉致して、そのまま自分たちの拠点へと連れていくやり方で、本人は途中から「おかしい」と感じるが、辺鄙な外国の地で、言葉も通じず、誰にも相談のしようがない。もちろん拉致と同時にスマホやパスポートなどは取り上げられ、剃髪されてしまうから、もう逃げ出すことも難しい。王氏の話では、拉致された監禁場所では中国人相手に“特殊詐欺を働く方法”について訓練させられていたという。王氏と似たような形で連絡を絶ってしまっている中国人が何人もいるらしい。報道の中には、その拠点には世界各国から6000人もの人たちが監禁されていて、特殊詐欺の訓練を受けているという。その中には日本人6人も含まれているという。だったら、すぐ救い出せば良さそうなものだが、身内から「行方不明届」が出ていて、確実にタイに渡った記録があって、その後の足取りも“或る程度”まで判明していないと、手出しが出来ないのが現状のようだ。なにしろ、ミャンマーの警察は信用できないらしい。こういう“大掛かりな犯罪組織”は国際警察が協力し合ってでも挑まない限り、一網打尽とはいかないのだろう。もはや「特殊詐欺」は日本だけの問題ではなく、世界の大問題なのだ。
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