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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


少し遅れて歩く…それが「日本」かもしれない⁉


何となく気付く……ということが、ものごとにはある。この「少しだけ遅れて歩く」という現象も、だれもが何となく、じわじわと気付き始めている現象だ。「日本」国内に起こっている不可思議な事実……インフレの実態。つまり、モノの価格が全体的に上がっていっている…という現象。それに合わせるかのように、少しだけ企業からの賃金報酬も上がり始めている…という現象。つまりは、物価高と、それに追いつけないながらもじわじわ上がっていく賃金の構図だ。そして、この構図は、実は数年前からアメリカや欧州には……あった。われわれはそれを「よそんちの出来事」として聴きながら、どこか傍観していた。つまり「日本じゃありえないな」という感覚で傍観していたのだ。ところが、去年あたりから、にわかに“海の向こうの出来事”は、わが日本でも“起こり得る出来事”に変った。アメリカの“物価高”とか“住宅価格の上昇”とかは、そのまま「日本」にも徐々にではあるが押し寄せてきた。数年前まで「よそんちの出来事」だったはずのことが、いつの間にか「じぶんちの出来事」に変わりつつある。われわれはどうしても情報量の違いから、欧州の出来事に対しては疎いのだが、その欧州でも、アメリカから“半歩ほど”遅れて、同じような状態が始まっていた。だから、アメリカでの出来事は、そのまま欧州での出来事でもある……と思っておいた方が良い。そして、かなりの“遅ればせながら”なのだが、同じ現象が「日本」でも開始されつつある。つまり、われわれは“遅れていた”のだから、実は“物価高”にしろ“賃金高”にしろ、これからが本番で、まだまだ始まったばかりだったのだ……と受け止めておかなければならない。大昔の「日本」は、女性は男性の後に“少し遅れて歩く”のが美徳とされていた…時代があった。もちろん今の「日本」ではない。今は何事に対しても女性の方が“半歩先”を行く。とにかく、もはやデフレから完全脱却した「日本」は、少しだけ遅れて“欧米諸国”の後に続く。多分、中国は逆で、これから徐々にデフレへと向かっていく。緩やかに向かっていく。こうして、それが良いことか悪いことかは誰にもわからないが、いつの間にか「日本」は少しだけ遅れて、景気は良いが収入格差が拡大する「アメリカさん」に、ついていくのだ。
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