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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


あの「ローラ」が「サトエリ」になって農業宣言


人は変る。だれでも変わる。だから、そう驚くことでもないのかもしれないが、あの「ローラ」が出生名である「佐藤えり」に戻って、彼女のルーツである新潟で「農業に従事する」ことを宣言した。もちろん、農業に従事とは言っても、完全に農家に変身するということではなく、あくまでも一から農業を学んで、自分の農地で雑穀やお米などを収穫し、その良さを「世界に広めていきたい」ということなので、最初から「無理だろう」と決めつけずに、温かく見守ってやるのが“大人”というものだ。それにしても、この人も、その時々でずいぶん違った宣言をする。一時は日本を完全に離れて「ハリウッド女優になる」のではなかったか。そういえばモデルから“牧場経営”に変身した人もいるから、別に、不可能だと決めつけることはできない。ただ華やかな表舞台で何かと“お膳立てを受ける”側のモデルや女優やタレントの仕事と違って、農業は地味で裏方に徹しなければならない仕事だ。相当な覚悟を持たなければ、都会で生まれ育った人は、継続していくことが難しい。農業は基本的に日焼けする。日焼けせず育てていくのは至難の業だ。だから、あまり熱心に“そっち”に向かうと、今度はモデルの仕事が難しくなる。残念ながら、日焼けした健康的なモデルというのは視掛けない。つまり、これまでの職業とは「正反対の位置にある」のが農業なのだ。実際の農作業では、爪を伸ばすことも難しい。果たして、ローラに“そういう生活”が耐えられるだろうか。ただ現在でもアメリカに拠点を持っているローラは、実際には人を雇って、農作業の大半は“任せておく”形となるのではないだろうか。この人は何故「新潟で農業をやろう」などと思ったのだろう。たぶん、それはアメリカに暮らしたからだ。アメリカに暮らしたことで、自分が本当の意味では「アメリカ人ではない」ことを痛感したのだ。だからこそ、母方の先祖の土地である新潟に戻った。実母はクオーターだが日本人である。父親はバングラデッシュ人だ。その再婚相手である中国人女性を義母とした。彼女にとって、自らのルーツはなかなかに複雑なのだ。それでも、新潟で農業と考えたのは、彼女は“多くの日本人の支援”で現在の社会的地位や基盤を築いたことを自覚しているからだ。だから、彼女にとっては新潟がルーツなのだ。より正しく言えば「新潟をルーツにしたい」のだ。日本を離れた日本人の多くが感じるように、自分を育んでくれたのは「日本のコメ」だと気付いたのだ。
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