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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「アベマリア(阿部麻里亜)」の名が窃盗容疑者⁉


昔から「名は体を表す」という言葉もあるが、同時に「名前負け」という言葉もある。「阿部(あべ)」という苗字を持った親が、わが児(女児)に対して「麻里亜(まりあ)」と名付けるケースが稀にある。もし女児でなければ、当然「マリア」にはならない。アベマリアは言うまでもなく“イエス・キリストの聖母”とされている女性に与えられた名だ。長崎にキリシタンが伝わった時、そこで信仰されていたのはイエス・キリストの方ではなく「アベマリア」の方だった。考えられる理由は二つある。一つには、聖母マリアの姿が“仏教の弁財天”の姿に近く、日本人庶民に受け入れられやすいと考えたこと、もう一つは発音の関係で「イエスキリスト」よりも「アベマリア」の方が、日本人には“親近感を抱きやすい”からではないだろうか。さらに、当時の日本では“仏像に手を合わせる習慣”があった。そこで“仏像に近いマリア像”に手を合わせる方法が採られたのだと思われる。実際「隠れキリシタン」たちは、毎日、イエスキリストの像に対してではなく、マリア像に対して、手を合わせ続けた。その「アベマリア」と同じ発音の「阿部麻里亜」が窃盗の容疑者として千葉県の病院内で逮捕された。直接の容疑は、患者男性の財布から3000円を抜き取った“窃盗容疑”だが、この医院では以前から“同じような被害”が何度もあったらしいので、今回が初めてではなく、常習であった可能性もある。46歳で同医院の看護師である阿部麻里亜は「金銭的に困っていて盗んだ」と容疑を認めている。完全な「名前負け」である。病院の看護師になったまでは、名付けた親の期待に沿って、人生を歩んでいた阿部容疑者だが、どこで“道を間違えてしまった”のだろう。実は名前には、ときどき“こういう現象”が起きる。つまり「名は体を表す」を地で行く人生の人と、時に“180度逆さま”ともいえるような人生を歩み出すタイプの人だ。だから名前は、本人に“精神的な負担がかかり過ぎる”名前はかえって良くない。自分の児でも、芸名でも、ペンネームでも、最初から「名前負け」しないような名を着けてあげた方が、気が楽で、幸せを掴みやすいことも多いのだ。
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