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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本人留学生100人以上が「とばっちり」追放⁉


トランプ大統領というのは、ときどき“わからないこと”をやる。今回は、その刃を“ハーバード大の留学生達”に向けた。つまり、ハーバード大学の留学生達の「受け入れを禁止する」というのだ。世界で、もっとも有名な大学の一つであるハーバードへは外国から多数の留学生たちがやって来ている。学生たちの三分の一は留学生で占められている。どうして、そんなにハーバードの留学生達を“毛嫌い”するのか。それには理由があって、実は留学生達の多くが、イスラエルのガザの攻撃に対して抗議デモを行ったからだ。アメリカ政府は基本的にイスラエルを支持している。したがって、留学生たちの行動は基本的には“イスラエルへの抗議デモ”なのだが、間接的には“アメリカ政府”への抗議デモでもある。つまり「トランプは間違っている‼」と言われたに等しい。頭脳優秀な学生たちから「トランプは間違っている」と抗議されたも同然なのだから、そりゃ単純なトランプ大統領は怒るに決まっている。実は日本からも100名以上の学生たちが、留学生としてハーバード大で学んでいる。もっともたいていの日本人留学生は、その時のデモになど参加していない。それでも、実質的に“留学生憎し”となった大統領は最初に、ハーバード大への助成金を凍結し、次に税制上の優遇措置を取り消し、最終的に“留学生受け入れ禁止”を打ち出した。困るのは、とばっちりを受けて“留学生で居られなくなる”可能性が出て来た関係ない外国人たちだ。もちろん大学側は「資格停止は憲法違反」として提訴する予定だが、きちんとした解決まで時間がかかる可能性もある。思いもよらぬところから、追放される可能性が出てきた日本人留学生たちは「エリート街道」が塞がれた格好だ。それにしてもハーバード大に100人以上もの学生が留学していたこと自体が驚きだ。国際人として、エリートコースを歩むうえで“通行手形”となっていた“ハーバード大卒”の資格が失われてしまうかもしれないのだ。人生は、どこで何が起こるかわからない。将来のエリートコースとして選択したはずの道には、思わぬ“陥没穴”が出現したことになる。
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