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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「富裕層のリタイア先」として脚光を浴びる日⁉


「美しい景色」「美味しい食事」「親切な国民性」「医療の充実」……これらが意味しているものは何かといえば、富裕層のリタイア先だ。実際、それらに“税金の優遇”を早くから掲げたことで、観光地として知られるモナコは、あっという間に世界中の富裕層の人たちが押し寄せる国となった。ところが、その結果として、現在のモナコは世界一“高齢化率の高い国”とも化してしまった。完全に“お年寄りの富裕層”だけが暮らす場所なのだ。一つには周辺地域に比べ物価などもやや高すぎるからだ。モナコにおける高齢化率は36.4%である。この数字は群を抜いている。実は2位に位置しているのは、わが「日本」なのだ。その高齢化率は29.6%、それに続くのがイタリアの24.2%、ポルトガルの24.1%、フィンランドの23.6%と続く。こうして観て来ると、或る共通性がある。高齢化率の高い国には“美しい風景”の観光地が多い。また、比較的、医療制度も完備され、そういう面での高齢者の優遇性が見受けられる。つまり、日本は別に自国の高齢者だけでなく、他の国から移住してきたとしても、それなりの医療や介護や福祉を与えられる国に変わりつつある。モナコに比べ、極端に劣っているのは「金持ち優遇」の税制度はないことで、もし、それらを取り入れたなら、やがて日本もモナコのような「富裕層のリタイア先」として脚光を浴びるようになるかもしれない。ドイツやギリシャも一時期は“高齢者率の高い国”であったのだが、移民を積極的に受け入れる方針に転換したことで、高齢化率は低く変わった。社会的な治安の問題とも絡まって、移民を受け入れが良いのか悪いのかよくわからないが、日本のような島国で言語も統一されている国の場合、一気に治安が悪化するとは思えないが、どちらかといえば“富裕層を優先的に受け入れる”政策が今後あっても良いよう感じられる。今よりも物価が急騰すれば問題だが、徐々に“富裕層の高齢者たち”が増えていくことは、なんとなく精神的な部分も含めて、若い人達にもプラスの作用が大きいよう感じられる。海外からの富裕層を受け入れることで、日本国内の福祉制度が充実し、高齢者たちにとって“豊かな暮らし”が可能になるなら、観光国「日本」として“富裕層のリタイア先”として、世界に誇れる国へと“生れ変れる”のではないだろうか。
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