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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


いつか「衝突する」のは誰もが感じた保守党内紛


昔と違って、今は何でも“世間に知れ渡る”のが早い。そして“隠し事”が難しい。昔なら“隠し通せたこと”が、今は表沙汰になる。そういう中で「政治」を志す人は、だから“身の潔癖な人”である必要がある。大昔、今から30年以上前の河村たかし氏は或る種の勢いがあり、潔癖感の強さが感じられた。自らに「総理を狙う男」というキャッチフレーズを与えて、何のためらいも迷いもなかった。それが近年、妙に慎重になり、判然としない物言いになり、迫力が欠けてきている。数年前から作家の百田尚樹氏と組んで「保守党」を結成、共同代表に納まった。ところが、ここに来て二人は完全に決裂し、なんと河村氏は百田氏に対して「威力業務妨害」と「脅迫」で“刑事告訴”を行ったのだ。どういうことかと言えば、4月の記者会見で意見が衝突し、そのあと、記者たちが居なくなった場で、百田氏が“ブチ切れ”河村氏に対してペットボトルを投げつけ脅迫まがいの言葉で脅して来たと言う。ただ「威力業務妨害」や「脅迫」で告訴したというのだが、事件が起きてから、もう半年経っている。その間に「何かがあった」ということではないらしい。刑事事件としては“難しい扱い”になるだろう。それにしても、こういう個性の強い者同士が、共同代表として“党を起ち上げたこと”自体に問題がある。本来、潔癖感の強すぎる人が政治に関与すると、必ず種々の矛盾に出くわす。だから潔癖感の強すぎる人は、政治に関わらない方が良い。ましてや、この二人は個性そのものが強い。結成当初から、やがては「衝突するだろう」と誰もが感じたのではないか。運勢的にも、今はどちらも“良い時期”とは言えない。したがって、党のイメージだけが傷ついて終るのではないか。政治家はさまざまな外圧があって、思うように言えなかったり、振舞えなかったりする時もある。そういう場合でも、清濁を併せのむ度量と自分の感情を制御できるのが“大物政治家”なのだ。芸能人ではないので、あまりに感情豊かな人は“政治の世界”そのものが向いていない。国民の“命と財産を守る”のは“志し”だけでは難しいのだ。
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