「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


大人になれない副議長、猟友会、クマどうする⁉


北海道の積丹町で奇妙なトラブルが続いている。この町の猟友会が「クマを駆除する」ことに対し拒否しだしたのだ。トラブルの発端は、積丹町議の副議長宅の近くに設置してあった“箱罠”に見事クマが捕らえられたことに始まる。当然、町の猟友会に連絡が行き「クマが箱罠に掛ったので駆除してほしい」と要請があった。猟友会のメンバーが到着すると、クマは小さな箱罠を壊してしまおうと、ゆすぶり続けているところだった。その箱罠の傍にはクマを睨みつけている年配の男性がいた。猟友会のメンバーが駆除するに当たって邪魔になるので「そこ、危ないから離れてください」と注意した。ところが、その男性は「わたしを誰だと思ってるんだ」と急に怒り出したのだ。猟友会のメンバーも「邪魔だと言ってるんですよ」とやり返した。すると「ここで、やらなくても良いだろう」「そんなに大勢で来る必要があるのか」と怒り出した。猟友会のメンバーの中には、町議の副議長だと知っている人物も居て、慌てて二人の間を取り持とうとしたが「金がもらえるから、そんなにたくさんで来るんだろう、予算を削るぞ」と副議長は怒鳴り続けた。これにカチンときた猟友会メンバーは「わかった駆除しない」と言って去っていってしまったのだ。それ以降、猟友会は「今後は出動に応じない」と宣言してしまった。ここは副議長が謝るべきだが、メンツがあるからなのか、そのままとなっている。いちばんの被害者は、この町の人達だ。何よりも、箱罠の鍵が、クマによって壊されているものが複数見つかっている。クマとても生きるために必死なのだ。このままではクマが出没しても、猟友会が“動かない”可能性が出てきている。元々猟友会というのはボランティア的な要素を半分含みながら仕事をしてきている。それに対して、多数のメンバーで来た彼らに「お金がもらえるから…」という言い方や「予算を削るぞ…」という言い方は、どう考えても副議長の方に非がある。猟友会のメンバーが起こるのは当然なのだ。とはいうものの、やはり“クマの駆除”は必要で、猟友会には来てもらわなければ困る。クマも最近はひんぱんに街まで徘徊しすぎだ。つまり、クマにしても、副議長にしても、猟友会にしても、それぞれの“領域”をきちんと守って、生存・共存する方法を考えていかなければならない。そういう時代に入ったのだ。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言