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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「野球部」「サッカー部」に潜む「犯罪予備軍」


最近「名門」と呼ばれる高校“体育系部員たち”に異変が起こっている。次々とさまざまな“問題”が発覚し、部活動の休止や謹慎などが伝えられているのだ。先日は滋賀の彦根総合高校の野球部に所属する部員11名が“集団万引き”を行っていた事実が発覚した。一人や二人ならともかく、11人ものメンバーが、まるで“それ”も部活動の一種であるかのように集団で万引きをする。これは“ただごと”ではない。近年、高校生の部活動は、次代を背負って立つ“プロスポーツ界のエース”になる可能性があるということで早くから注目を浴びる。実際、そういう部活動の後、スカウトされて、多くの選手がプロ入りし、十代の内から年収何千万円も得ていくとか、世界的な注目を浴びるとか、海外に飛躍するとか、まさに“憧れのスター”となっていく登竜門の役割を果たしつつある。特に顕著なのが“野球部”と“サッカー部”だ。当然、そういう華やかな部分もあれば、危ない部分もある。同じ野球部では、名門の広陵高校野球部や関西高校野球部で“集団イジメ”の問題が発覚し、全国的にも報道された。野球部ではなくサッカー部の方では仙台育英高校での“集団イジメ”が発覚している。また大阪の興国高校では“飲酒行為”が発覚、もう、こうなってくると“健全な精神の育成を目指す”ための部活動ではなくなってくる。どうして問題が多いのかといえば、体育系の部活動に属する高校生たちは、当然のことながら体格的には成長が早い。つまりふつうの大人に負けないというか、大人以上となっている場合が多い。したがって、まず体力が有り余っている。その一方で練習は厳しく辛い。当然ストレスが溜まる。人数が多くて上下関係が異様に厳しい。人数が多いということは、第一線で活躍できる選手は“一握り”ということになる。こういった基礎的な条件が、さまざまな鬱積を呼び込みやすく“危険な状況”が生み出されやすい…ということだ。したがって、相当に眼を光らせていないと、この種の問題は簡単に“無くならない”と私には思われる。たぶん、教える側も一人だけでは不十分なのだ。基礎的な身体作りも重要だが、それと同時に“精神性を鍛える”ということをやらないと、名門から“犯罪者予備軍”が続々と誕生する…ということになりかねない。世界で活躍する日本人選手が多くなってきた今だからこそ、高校の部活動は“重要な曲がり角”に来ているのだ。
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