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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ココ掘れ‼ワンワンで「1億円」壁に埋まっていた


沖縄の「国際通り」に近い高級住宅街の一角。そこに空き家となって久しい廃墟的な邸宅があった。その邸宅内に“肝試し”で入った少年が、崩れかかった壁の隙間に見つけたのは“古い1万円札の紙幣”だった。驚いて一枚だけ持ち帰った少年は数人の仲間にそれを話し、それを聴きつけた少年たちが続々と廃墟化した空き家へと侵入していった。「相当な枚数が隠されている」それは判ったが、元々無人のまま廃墟化しているだけで、ほんとうに所有者がなく、廃墟として解体されずに放置されて物件ではない。だから、隠されていた紙幣を持ち出すのは当然「窃盗」となる。そんなことは少年たちにも解かる。だから“その全部”を持ち出そうとする少年はいなかったが、札束をいくつもポケットに突っ込んだ少年はいた。その少年は貧困家庭の中学生だった。普段、母親がお金など与えていない少年が、見慣れない帽子をかぶっていた。「どうしたの⁉」と訊いたら「貰った」と答えたが、どうも怪しい。母親は息子の引き出しの中を調べて“大金”が仕舞われていることを知った。息子を問い詰めると、空き家から持ち帰ったと白状した。母親はすぐ警察に事情を説明、警察が捜査を開始して、少年たちが十数名が補導、或いは逮捕された。空き家には総計1億円以上の“旧1万円札”が隠されていたことを突き止めたが、正確な金額は把握できていない。さまざまな少年たちが数か月にわたって忍び込み、それぞれが“欲しい金額”を持ち帰る形式だったため、その少年たち自身にも合計いくら盗んだのか解かっていないからだ。盗まれた金の多くは既に使われてしまった。何に使ったのかというと、少年たちによって異なり、それぞれが“欲しかったもの”を購入していた。中でも多いのは“薬物の購入”に宛てていたケースだ。その薬物とは、MDMA、コカイン、エトミドートなどだ。エトミドートという合成麻薬は、俗名で「ゾンビたばこ」とも呼ばれる。どうして「ゾンビ」なのかと言えば、そのクスリを使用すると、手肢をゾンビのようにふらつかせながら行動するからだ。十代の少年たちが深夜になると集まって来て“たむろしている”ことは、その付近では有名だった。通報した人もいたようだが、住居侵入だとは思っても、そのうえ窃盗まで行っていたとは気付かなかったらしく、それが警察の介入を遅らせたのかもしれない。大きな事件が起きる“一歩手前での逮捕”が……せめてもの救いかもしれない。
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