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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「過去」を棄てれば「新たな未来」はやって来る


人間は誰でも、なかなか“これまでの自分のすべて”を棄て去るということが出来ない。もろもろのしがらみがそうさせることもあるし、これまでに築き上げてきたものを“失う怖さ”が引き止めることもある。それでは、その“もろもろ”を引き摺って生きていくことが、倖せを掴む道なのかといえば、それは一概には良いとも悪いとも言えない。もし、現在が大いに恵まれ、過去にも“大きな汚点”とか“トラウマに近い傷口”がないのであれば、過去を棄てる必要などない。今のまま生き続けていくのが“幸せへの道”に繋がっていく。けれども、もし“汚点”や“傷口”があって、ほんとうは「そういう過去を棄てたい」という気持ち、或いは「過去に縛られず人生をやり直したい」という気持ちが強いのであれば、いまの自分を“棄てる勇気”を持った方が良い。今の自分を棄てることが出来れば、新しい未来と、新しい自分とを手にすることが出来る。比較的多いのが、いまの自分も棄てたくないが、嫌な自分は棄てて、新たに生れ変りたい…という人達だ。この中途半端な願望は、なかなか叶えられない。なぜなら過去の“一部分だけ切り捨てる”という芸当は、実は大変に難しいからだ。昔、政治家で不正会計をマスコミから追及され「号泣会見」となって、一躍“時の人”となった人物に野々村竜太郎氏が居る。彼の号泣会見はなかなかに興味深いものだったので、さまざまなメディアで取り上げられ、刑事事件ともなり、各方面からバッシングも受け、政界からも追放された。その野々村氏がなんと今は「占い師」として頑張っているらしい。厳密に言うと、占い師の部分と、人生相談者の部分と、二つの顔を持ち、SNS上にすべての過去を晒して、数秘術などによる占い相談か、又は人生相談かを受け付けている。そのうち、占い相談の方は割と一般的な方式のようだが、人生相談の方はやや高額で、おそらくこちらの方が本来はメインとしたい方なのかもしれない。占い師には、過去にさまざまな職歴を持っている人達がいるが、純粋に政治家だった人物というのはあまり聴いたことがない。彼の生年月日などから観て、占い師が向いた仕事とは正直あまり思わないが、ただ根本的に「独立自営で生きていく人生」であることは間違いがない。彼が“過去の自分”に対してどれほどのこだわりを持っているのかはわからないが、政治家としての自分を完全に棄て去ることが出来ているのであれば、新たなる分野での活躍も徐々に可能となっていくことだろう。
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