湯川さんの出生ホロスコープでは”おとめ座”で太陽・水星・火星の0度アスペクトがあり、海木さんの出生ホロスコープでは、太陽・海王星・火星の0度アスペクトがあって、共に太陽と火星とは約3度ほどズレていて、もう一方の惑星と太陽とほぼ完全に0度で重なりあっているという共通性を持っています。
太陽と火星の0度アスペクトは自立心や衝動性が強く、物事をすぐに行動化していく人の星相ですが、気が短くイラ立ちやすい傾向が窺われます。それに加えて、湯川さんの方は太陽と水星の0度アスペクトがあって、細かな点に注意を向けて几帳面さが出やすく、海木さんの方は太陽と海王星の0度アスペクトがあって、物事をあいまいなままにしがちです。
湯川さんの金星と太陽とは45度アスペクトで、愛情追求型ですが恋愛・結婚の変化が激しい傾向が示され、海木さんの方もオーブを1度だけ甘くすると金星と太陽の45度アスペクトがあって同じような傾向を持つと思われます。二人のホロスコープを重ね合わせると、海木さんの金星が湯川さんの太陽と火星に対して120度。湯川さんの金星も海木さんの太陽と火星に対して120度で、ここでも珍しい一致点が見い出されます。二人が交際を開始した月・日が、海木さんの生まれ月・日と同一というのも運命的ですが、交際開始時の天王星は湯川さんの太陽に正確に150度アスペクト、海木さんの太陽に正確に72度アスペクトを形作っています。交際開始時の土星も、湯川さんの金星に45度アスペクト、海木さんの金星に150度アスペクトを形作っています。
これらすべてを総合的に考え合わせると、先天的に強い縁と絆で結ばれている二人は、仮にいろいろな問題やトラブルを抱えていたとしても、すぐに壊れてしまう間柄とは思われません。お互いに金星120度の協力し合うアスペクトが無意識に作用するからです。電話やメールが愛を育むことでしょう。但し、いったん駄目かな、と思う状態になってから縁や絆の強さが発揮され始めるでしょう。