人は時々“何もしていないように”見える時がある。一応、日常生活はそれなりに送っていて、仕事なども最低限の義務は果たしているのだが、本来であれば“もっといろいろ行っている”はずの時間を“ぼうっとして”何もしていないかのように過ごす日々がある。或いは、意識的に日常から遁れるかのように“遊びほうけている”日々がある。客観的にみれば、その人らしくなくて“失われた”時間を過ごしているかのような日々だ。そういう時に、無理に“本来の姿”に戻そうとするとたいていは失敗する。戻そうとすることが失敗なのではなく、“無理に”が失敗の原因なのだ。つまり、そういう時には無理に戻そうとせず、とりあえず“見守っておく”のが正しい対処の仕方である。人はさまざまなことが原因で“やる気”を失ったり、“意欲”を失ったりするものだ。或いは“目標”を見失ったり、“心の支え”が奪われたりすることもある。その“喪失期間”は人によって異なり、“数か月”で本来の姿に戻ってくることもあれば、“数年”経っても戻らないこともある。「心の傷」がそうさせる場合もあれば「衝撃的な出来事」がそうさせる場合もある。多くの人は知らないが“心の傷”と“身体の傷”はほとんど同様で、或る一定の期間は“傷跡”を残す。誰もが知っているように、身体の傷跡は時間の経過とともに徐々に薄れていく。完全に“消えてしまう”ことは少ないが、パッと見では解らないほど“薄れる”ケースは少なくない。それと全く同じように、心の傷跡も時間の経過で徐々に薄れていく。心の傷だから、時間など関係ないかのように思うのは大間違いだ。そして“大きな傷”は「トラウマ」として生涯残る。薄れてはいくが、完全に無くなることはないのだ。けれども、それら“失われた”ように見える時間が、実は人生の後半に活きてくる。必ず“活きて”来るのだ。これこそまさに「運命の神秘」としか言いようがない。
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