国連(UN)が毎年発表する「世界幸福度報告書」と呼ばれるものがある。国別で“幸せな国はどこか”探そうという調査報告書である。それなりの根拠があるのかもしれないが、今年は昨年4位から1位へノルウェーが躍り出た。2位デンマーク、3位アイスランド、4位スイスと続く。なんとなく冬山の多いイメージ的に“白い国”が多い。日本の中でだと“北海道”だけ独立させればランクインしそうな選抜。でも実際には“福祉”というものの充実度がランクを動かしている部分が多そうである。アメリカは14位、ロシアは49位、日本は51位、韓国は56位、中国は79位と振るわない。もちろん、福祉だけでなく、“自由”とか、“健康”とか、“良好な統治”とかも加わるらしい。確かに、国として考えるなら、福祉が行き届いていて、あらゆる自由が保障され、病気になる確率が低く、国内が平和であれば、個々の人々にとっても“幸せを掴みやすい”のには違いない。けれども、どの国に住もうと“幸福な人”はいるし、“不幸な人”もいる。残念ながら、国だけが“個人の幸福”を与えられるものではない。そして“幸福な人”というのは、どの国でも似たり寄ったりなのだが、“不幸な人”というのはそれぞれに違っている。この報告書の中では“不幸を招く原因”の一つとして“精神疾患”を掲げている。つまり、“心の病”が国中にはびこると“幸福は遠のいていく”というのだ。それはそれでもっともな話だが、その“心の病”はどうすれば取り除けるのかについては記されていない。“福祉を充実させれば良い”という単純な問題ではない。“身体の病”も“心の病”も治す特効薬は、永遠に手に入らないものなのか、神様は黙して語らない。
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